X-T30が発売されましたね。
現在富士フイルムのラインナップでは中間に位置するカメラですが、撮れる写真や機能性は上位機種と遜色がないにも関わらず小ぶりなボディであることが魅力です。
現在X-T30について分かっていること、X-T30をX-T3やX-T30と比較して買うべき人についてまとめました。
2/28追記:発売日が決まったので追記しました
X-T30について
- X-T3と同じセンサー(同じ2610万画素)を積む
- 連写は8コマ/秒
- 動画は4K30p F-Log出力可能
- フィルムシミュレーション「ETERNA」搭載
- カラークロームエフェクト搭載
- 大きさ(幅と高さ)はX-T20とほぼ同じ
- 重さもX-T20と同じ
- ジョイスティックが追加
- Qボタンの位置が変更
- 十字ボタンが廃止
といった感じ。
発表前に勝手に予想していたよりもX-T3との機能差がなく、むしろこれで十分なのでは?と思える機種に仕上がってます。
ボタン配置の変更 X-T20との外観の比較


X-T20とX-T30の背面の比較
X-T20との見た目での大きな変更は、十字ボタンが廃止されてジョイスティックが追加という同価格帯のカメラで既に変更されていたX-E3に近い配置と操作感になっていること。
X-T30ではジョイスティックと画面のタッチ操作で設定を変更することになるので最初は慣れが必要かも。
センサーや画像エンジンはX-T3と同じ
X-T3と同じ「X-Trans CMOS 4」センサーと「X-Processor 4」という画像エンジンを積んでいて画素数も同じなので、X-T3と同じ写真が撮れると考えていいでしょう。
また、X-T3から高速になったオートフォーカスも同等と考えて良いはず。
カメラのクラスで写りに優劣を付けない富士フイルムはいつも好感が持てます。

動画の進化もすごい。X-T3との違いについて
当初は4Kだけ搭載されるのかと予想していましたが、上位機以外で
- F-Logでの動画出力(HDMI出力のみ)
- フルHDでのスローモーション撮影
初めて搭載されました、これは正直に言ってすごい。
Log撮影は本格的に動画をする方には全く関係ありませんが、富士フイルムがメーカーとしてこれからは動画にも力を入れていくんだ!という強い思いを感じました。
X-T3と比較すると4K60pで撮影することは出来ませんが、それを抜きにしてもかなり魅力的。

▼参考記事▼
フィルムシミュレーション「ETERNA」
X-T20から新しくフィルムシミュレーションのエテルナが搭載されました。
エテルナを待っていた人も多いかもしれません。
柔調の画作りは動画はもちろん、写真撮影においても活躍すること間違いなし。
カラークロームエフェクトも搭載
現在XシリーズではX-T3のみ使うことが出来るカラークロームエフェクトがX-T30でも使用可能になりました。
カラークロームエフェクトによって彩度の高い被写体においても諧調を崩さずにキレイに表現することが可能です。

X-T30のデビューキャンペーンも同時に開催
キャンペーン時期を2つに分けて展開。
3月31日までに購入宣言してからX-T30を購入すると
- SDカード&バッテリー収納ポーチ
- SanDisk SDHC メモリーカード(UHS-I class10 32GB)
- 純正バッテリーNP-W126S
の3点が貰えます。
さらに発売日から6月16日までに購入された方の中から
- XF16mm F2.8 R WR
- XF35mm F1.4 R
- XF55-200 F3.5-4.8 R LM OIS
- XC50-230mm F4.6-6.7 OIS Ⅱ
をX-T30と同時購入することで20,000円のキャッシュバックが貰えます。
特にXF35mm F1.4 Rは他のキャンペーンでも対象になっていないので欲しい方はチャンスですね。

発売日は3月20日
発売日が3月20日なので後述しますが、X-T3や他の富士フイルムもカメラで展開しているキャンペーンも考慮して購入する必要がありそうです。
X-T30は買いなのか?
X-T3の主な機能を殆ど強襲したカメラになっていて驚きました。
個人的にX-T20から進化して欲しいと思っていた
- X-T3譲りの高速AF
- カラークロームエフェクト
- フィルムシミュレーション「ETERNA」
この3つが実現されたX-T30は「買い」と言っていいでしょう。
さらに動画もLogでの出力にまで対応し、連写性能や動画性能で差を付けたくらいなのでX-T30で十分過ぎます。
追記:実際にX-T30を触ってきました
発売されたので店頭で触ってきました。
ボタン類などの操作性がX-T20から変わっていることもあり、使い勝手については慣れが必要なレベルでしたが圧巻はオートフォーカスの速度。
オートフォーカスの今までの富士フイルムでは考えられない程の進化を遂げていたので、値段の折り合いさえ付けば買って良いでしょう。
▼詳しくはこちらの記事でどうぞ▼
X-T30の一番の問題はX-T3と比較した時の価格差
X-T3がX-T2の時よりも販売価格を下げて登場してしまった為、今まで存在していたX-T20との価格差をどう埋めるか、これが一番の問題です。
これからカメラを始めたい!という方にはこの中では価格的にX-T20かな。
X-T30をX-T3やX-T20と比較して考える
X-T30を購入すべきか、上位機種であるX-T3や現行機種であるX-T20と比較して考えていきます。
X-T3 | X-T30(予想) | X-T20 | |
有効画素数 | 約2610万画素 | 約2610万画素 | 約2,430万画素 |
大きさ | (幅)132.5mm (高さ)92.8mm (奥行き)58.8mm | (幅)118.4mm (高さ)82.8mm (奥行き)46.8mm | (幅)118.4mm (高さ)82.8mm (奥行き)41.4mm |
重さ(バッテリー、カード含む) | 約539g | 約383g | 約383g |
EVF フレームレート | 369万ドット、100fps | 約236万ドット 100fps | 約236万ドット 54.54fps |
ISO感度 | ISO160~12800(1/3ステップ) 拡張感度 ISO80/100/125/25600/51200 | ISO160~12800(1/3ステップ) 拡張感度 ISO80/100/125/25600/51200 | ISO200~12800(1/3ステップ) 拡張感度 ISO100/25600/51200 |
手振れ補正 | レンズの手振れ補正のみ | レンズの手振れ補正のみ | レンズの手振れ補正のみ |
起動時間 | 約0.3秒 | 約0.4秒 | 約0.4秒 |
露出補正 | -5.0EV~+5.0EV | -5.0EV~+5.0EV | -5.0EV~+5.0EV |
連写 | 11コマ/秒(メカシャッター) 30コマ/秒(1600万画素) | 8コマ/秒(メカシャッター) 30コマ/秒(1600万画素) | 8コマ/秒(メカシャッター) 14コマ/秒(電子シャッター) |
動画 | 4K(4096×2160)59.94P | 4K(4096×2160)29.97p | 4K 3840×2160 29.97p |
その他 | ・液晶タッチパネル ・フィルムシミュレーションETERNA ・Bluetooth ・スポーツファインダーモード ・モノクロ調整 ・カラークローム・エフェクト ・3軸チルト液晶 ・防塵防滴仕様 | ・フィルムシミュレーションETERNA ・Bluetooth ・ジョイスティック ・十字ボタンなし ・チルト液晶 | ・十字ボタン ・チルト液晶 |
単純な比較ではやはりX-T3に軍配が上がりますが、X-T3と同じセンサーを積んだX-T30は車に例えれば軽自動車のボディにスポーツカーのエンジンを積んでいるような状態。すごい。
とはいえX-T20も侮れません。
普通に使う分にはX-T20でも全く問題ないですし、価格面から言えばかなりお得感のあるカメラになってきましたね。

X-T3とX-T30比較してX-T30を購入するべき人は?
X-T3よりX-T30を買うべき人
- コンパクトなカメラが欲しい方
- 写真がメインの方
- ハードな環境で使わない方
撮れる画は同じセンサーを使っているので基本的には変わりません。
オートフォーカスもX-T3と同等と考えて良いでしょう。
性能的な面ではX-T3から省かれている部分もありますが、その分小さくて軽くて安いと思えば全然アリ。
ただ、X-T30は防塵・防滴仕様ではないので、厳しい環境(雨、雪、砂埃など)で使う場合には十分注意しましょう。
また、動画にもこだわっていて、撮ったあとに動画編集をするという方はX-T30ではLog撮影が出来る様になりました。
富士フイルムで現在Log撮影が出来るカメラはX-T2、X-T3、X-H1、X-T30(は今の所外部出力のみ)だけです。

ちなみにX-T3もX-T30もメイドインジャパンではないので日本製かどうかで気にする必要はありません(X-T2は日本製)
▼参考記事▼
X-T20と比較してX-T30を購入するべき人は?
X-T20よりX-T30を買うべき人
- 早く動く被写体(子どもなど)を撮る方
- フィルムシミュレーション「ETERNA」を使いたい方
- カラークロームエフェクトを使いたい方
- 高くても新しいカメラが欲しい方
やはりX-T20からの一番の進化は被写体へのオートフォーカス性能でしょう。
他のメーカーから富士フイルムに移っても遜色ない速さになったX-T30はそれだけでも価値があります。
またX-T20では使えないフィルムシミュレーションETERNAがあるのも魅力。
とはいえオートフォーカスとフィルムシミュレーションに魅力を感じなければX-T20でも十分に満足出来るカメラです。

ほぼしゅふ的まとめ
X-T30は富士フイルムの究極のベーシックカメラと言っても良いかも知れません。
始めてのカメラを富士フイルムで始めたい!という方にも軽くてコンパクトなX-T30は価格さえ折り合えば全力でおすすめしたい機種です。
これから先、X-T40なんて機種が出たとしてもこれ以上の進化があるのかな?と思うほどベーシックなカメラとして完成されているので長く使えそう。
