ブログについて

ブログについて

好きなカメラ(主に富士フイルム)や写真、ときどき子育てについての情報を発信しています。

カメラの周辺商品 富士フイルム

富士フイルムの予備バッテリーに互換品ってどうなの?X-T2の4K動画で使えるか試してみた。

「カメラ用品はやっぱり純正でしょ?」

そう。
耐久性、信頼性を考えると結局コスパが良いのはメーカー純正品だと私は思っています。

しかし、ミラーレスは一眼レフと比較するとバッテリーの消耗が早いです。
もちろん富士フイルムのミラーレスも例外ではありません。

なので人によってはサブのバッテリーが必要になりますが、やはり純正はちょっと高い

ほぼしゅ~
純正とサードパーティ製との価格差がすごくて躊躇するぜぇ…

今回は実際にX-T2にサードパーティ製(メーカー純正以外の製品)の互換性バッテリーを使って4K動画が撮影できるのか(4K動画が問題なければ静止画も問題ないと思うので)試してみました。

最近の富士フイルム純正バッテリーの変化

現在、富士フイルムのバッテリーはNP-W126というものが使われていましたが、X-T2以降に発売されている機種からはNP-W126Sというバッテリーに変更されています。

ほぼしゅ~
X-T2より先に発売されたX-Pro2も今購入するとバッテリーはNP-W126Sになります

この2つの違いはというと、

NP-W126S は NP-W126 に対応している機種に対し、互換性がありご使用いただけます。
NP-W126S はカメラ内部の温度上昇に対する耐性が高くなっているため、X-T2 本体に NP-W126S を使用した場合、例えば動作保証温度である40℃の高温環境下では継続して連写できる時間を約3倍に伸ばすことが出来ます。

※容量は同じです。

※充電器も同じものを使用可能です。(BC-W126)

富士フイルムサポート情報より引用

要するに、NP-W126Sは温度が高い状況でも高いパフォーマンスを発揮するみたいです。

もちろん気温40℃の状態でカメラ使う事は、私のような一般ユーザーではまずありませんが、信頼性があると言って問題ないでしょう。

とは言え、やっぱり実際に試してみないと分かりませんよね。

購入したのはロワジャパンの互換バッテリー

Amazonでの評判の高いロワジャパンの互換バッテリーを購入。

価格は890円でNP-W126S との価格差およそ7倍(2017年8月現在)

そこまで値段が違うとプロカメラマンでも無い限り、ちょっとサードパーティ製を使ってみようと思いますよね。

余談ですが、バッテリーが厚紙に包まれただけで発送されてくるので正直、品質が心配になります…。

実際に4K動画を撮ってみた

撮影した環境は

  • 温度26℃
  • 湿度約65度

X-T2での4K動画は1回の撮影が最大10分です。
それを連続して3回、計30分撮影出来るか試してみました。

4K動画を撮影してみた結果

結果としては連続30分の撮影が可能でした。
実際に試した感想を。

最初の10分の撮影でカメラはかなりの熱を持ち始めます。

次の10分の終了付近で、黄色い温度警告の表示(そのまま使うとノイズが発生する恐れがある)が点灯しました。
この時点でカメラの底面とグリップ部を素手で持つのはちょっと熱いな、ってレベル。

最後の10分も撮影は可能でしたが、カメラがアッチッチ。
AFの挙動も遅くなります(使用したレンズはXF35mm F2 R WR)
撮影終了時に温度警告の表示が赤く点灯したので(そのまま使うとノイズや表示のなめらかさ等が低下する)連続だと30分が限界でしょう。

ほぼしゅ~
ちなみに一度電源落として、再度電源を入れたら表示は消えました

作業環境が悪い(暑い、寒い)時にはまた違った結果になる可能性がありますが、今回の撮影では「とりあえず撮影できました」

純正バッテリー(NP-W126S)でも試してみた

同様にNP-W126Sでも試してみましたが、結論から言うと、純正バッテリーの方が優秀でした。(カメラを十分に冷やす為に、翌日に撮影しました)

  • 最初の10分は同じ(その代わりカメラはあまり熱くなかった)
  • 2回目の10分でも黄色い表示は点灯せず(カメラが少し熱くなってくる)
  • 3回目の10分の途中(始めて3分ほど)で黄色い温度注意の表示が点灯
  • 4回目の10分が終わったところで赤い温度注意の表示が点灯

この事から30分以上動画を撮影するなら純正バッテリーが有利である事が分かります。
もっと温度の高い状態での比較なら、富士フイルムのサポート情報で言っている、3倍以上の差が出たかもしれませんね。

スポンサーリンク

ほぼしゅふブロガー的まとめ

新品の状態ではサードパーティ製のバッテリーでもそこまで問題がない事が分かりましたが、性能ではやはり改良された純正バッテリーの方が有利です。

値段の差を考慮すると、サードパーティ製の方がコスパは良いですね。
特に静止画専門でかつ、連写を多用しない様な方にとっては、純正バッテリーが1つあれば、他はサードパーティ製で問題ないのではないでしょうか。

あとは、

  • 年数を重ねたときに純正と比較してどうなるか?
  • 冬の寒い時期にはバッテリーの電圧が下がるので、その時にどうなるか?

冬に-10℃くらいになる地域に住んでるので、実際に試して追記していきたいと思います。

それでもサードパーティ製が気になる方は、絶対に失敗できない瞬間は純正バッテリーにしておけば間違いないでしょう。

サードパーティ製、おすすめです。

 

次の記事はこちら!

SDカードにこだわってますか?

読み込みと書き込み速度が早いモノに買えると感動しますよ!



-カメラの周辺商品, 富士フイルム
-, ,

Copyright© ほぼしゅふブログ , 2022 All Rights Reserved.