ブログについて

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好きなカメラ(主に富士フイルム)や写真、ときどき子育てについての情報を発信しています。

富士フイルム

富士フイルムの広角と標準レンズの組み合わせどうする問題は闇が深い

富士フイルムってズームレンズも単焦点レンズも良いレンズが豊富でどれを買おうか悩みますよね。

私もネットショップでレンズをカートに入れては戻してを繰り返している日々です…。

今回は特にレンズラインナップが豊富で悩ましい「広角レンズ」と「標準レンズ」で、どの組み合わせなら幸せなれるのか私なりに考える記事です。

富士フイルムのどのレンズを買おうか悩んでいる人の参考になれば幸いです。

どのレンズを買うか悩む3つの理由

前提として富士フイルムはどのレンズも描写が素晴らしく、すべてのレンズを集めたい衝動に駆られます(この考えが既にヤバイ気もする)

とはいえ、すべてのレンズを購入するのは物理的にも金銭的にもハードルが高い。

そんな時にどのレンズを買うか、冷静に考えた時に出てくる問題が次の3つです。

① ちょっと頑張ればどのレンズも買えないことはない(レンズ沼にハマった人の場合)

※他のメーカーのレンズはイメージです

富士フイルムはカメラ初心者の方が初めての交換レンズを買う時に買いやすい価格帯のレンズが少ないです。

というのも他のメーカーには通称「撒き餌レンズ」と呼ばれている、

そこそこ写りの良いレンズを戦略的に安い価格で買わせることで、レンズ交換の楽しさを体験できるようになっているから。

「撒き餌レンズ」でレンズ交換の楽しさを味わったユーザーに「もっと高いレンズを使ったらもっと良い写真が撮れるのでは?

と思わせて高価格帯のレンズを買わせる戦略です、なんかヤ○ザみたいですね。

その点、富士フイルムは最初の交換レンズを購入する金銭的なハードルは高いです。

が、ある程度の金額を用意すれば評判の良いレンズが選び放題なのが嬉しい所(一部例外あり)

ほぼしゅ~
他のメーカーのレンズなどで同じ焦点距離で評判の良いレンズを買おうと思えば価格が倍以上もするレンズも普通にありますからね…

そう考えると富士フイルムは極めて良心的、むしろ安いとさえ思えてくる不思議。

② 同じ焦点距離に特徴が異なる単焦点レンズをラインナップ

単焦点レンズと言えば富士フイルム、と言っても過言ではないレンズの豊富さを誇ります。

その中でも同じ焦点距離に描写や特徴が異なるレンズを複数用意しているのが悩み所。

これは他のメーカーでも珍しい事ではないのですが、通常はレンズのごとにヒエラルキーが存在します(メーカーで言っている訳ではないです)

富士フイルムの場合、F値が大きい価格の安いレンズだからと言って描写が劣っている訳ではなく、オートフォーカスの速さ、防塵・防滴仕様などに差があるので優劣がありません。

ほぼしゅ~
ほんと罪深い!

▼35mmの2つのレンズについてまとめた記事▼

③ 豊富なラインナップの単焦点レンズor選択肢の少ないズームを選ぶか

当たり前ですが単焦点レンズはズーム出来ませんので、どうしても突然のシャッターチャンスには弱いです。

そんな時に頼りになるのがズームレンズですが、単焦点レンズの豊富なラインナップとは対照的に、選べるレンズが少ないです。

広角もしくは標準の画角をカバーしているズームレンズは2018年4月現在、4本しかありません。※XCレンズを含めると6本

ほぼしゅ~
もう少しズームレンズ増やしても良いと思うの。

おすすめ広角+標準レンズの組み合わせを5つ考えてみた

レンズを購入するときに考えるのは

  1. 使いたい画角を単焦点レンズですべて揃える
  2. 好みの画角の単焦点レンズを揃えつつズームも使う
  3. ズームレンズで揃えてしまう

この3種類。

金銭的には③で済ませるのが1番ですが、せっかく富士フイルムを使うなら単焦点レンズも使いたくなりますよね…。

そこで自分なりに考えた時のおすすめレンズの組み合わせを5つ考えてみました。

※広角~フルサイズ換算75mmまでのレンズから選出

XF 16mm F1.4 R WR + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS

キットズームである XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS  と、単焦点レンズを1本追加すると考えるとXF35mm F1.4 R をオススメするのが王道ですが、あまりにも王道すぎるので今回は除外。

キットズームの広角側だともう少しだけ広角が欲しいと思う場面もあるので「XF16mm F1.4 R WR」をチョイス。

広角の明るいレンズ、かつ被写体に寄る事も出来る万能レンズで、広角マクロ的な撮影から星景写真まで思いのまま。

間違いなく富士フイルムの神レンズのうちの1つなので、値段の折り合いがつくなら買ってみて欲しい逸品です。 

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XF 10-24mm F4 R OIS + XF35mm F2 R WR (もしくは XF 35mm F1.4 R)

 

画角を決めるのが難しい広角をズームで、足で稼ぎやすい標準レンズは単焦点レンズで、という理想的な組み合わせです。

防塵・防滴仕様のカメラをお持ちなならそれを活かせるレンズとして「XF35mm F2 R WR 」を選択。

防塵・防滴は必要なく、出来るだけ背景をぼかした写真が撮りたいなら「XF35mm F1.4 R」もアリ。

 

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XF16mm F1.4 R WR + XF35mm F1.4 R

単焦点レンズで揃えた方が楽しいでしょ?という方はこちら。

どちらのレンズも被写体に寄れるので様々なシチュエーションで使えるのが特徴。

それでいて良くボケるので表現の幅も広いレンズです。

今回紹介する中では一番高額ですが、その価値はありますね。

 

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余談ですがこの2つのレンズに加えて「XF56mm F1.2 R APD」を買ってしまえば、写真家の保井崇志さんの良く使う3本と一緒になるので間違いないですね。

XF23mm F2 R WR + XF35mm F2 R WR + XF50mm F2 R WR

スナップを撮るならこちらのロマン枠。

コンパクトでいてキレの良い写りをする3つのレンズで写真を撮りたいしたいならこちら。

この焦点距離で3本買うなら1本はもっとF値が小さいレンズを選んでしまいがち、そんな所にあえてこの3本。

ほぼしゅ~
そこにシビれる!あこがれるゥ!

XF23mm F2 R WR」が広角かと言われると正直微妙ですが、こだわり派のそこのあなたにオススメしたい組み合わせ。

特にX-Pro2やX-E3なら見た目にもベストマッチ。

XF16-55mm F2.8 R LM OIS WR

レンズ交換なんて野暮。

ズームレンズ1本で広角から標準画角をカバーし、それでいて単焦点レンズに匹敵する描写をする「XF16-55mm F2.8 R LM OIS WR」で賄うという潔さ、アリだと思います。

あえてデメリットをいうなら重さが655gあるので富士フイルムのレンズの中では重め(望遠レンズは除いて)なのと手振れ補正が付いていないこと。

ただ、その2つを考慮してもこのレンズには十分すぎる魅力があるので、撮影スタイルに合うなら是非使いたこなしたいレンズ。

ほぼしゅふ的まとめ

カメラのボディと違ってレンズは「資産」と言われています。

特に人気のレンズは実際に使ってみてイマイチだった時にもすぐに売ってしまえば、買った金額と売却する時の差額が極めて少ない商品です。

なのであまり失敗を恐れずに買ってしまうのも良いと思いますよ。

ほぼしゅ~
レンズの沼にハマっても責任は取れないけど、きっと楽しい!

次の記事はこちら

広角と標準レンズを揃えたらやっぱり次は中望遠レンズも検討してみたらいかがでしょう?

富士フイルムの中望遠レンズについてまとめました。

個人的には中望遠レンズの切り取る感じがかなり好みです。



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