富士フイルムのミラーレス一眼を購入しようとネットで色々調べていると
「フィルムシミュレーションの色が良い！」
「jpeg撮って出しで十分に満足できる画質！」
なんて書かれているのを絶対見るはず。
実際に使っている私もそう思っているので間違ってないのは自信を持って言えますが、初めてカメラを買うような方には補足が必要かもな～と思いまして。
今回富士フイルムのフィルムシミュレーションやそこから撮れる写真について私なりの考えをまとめましたので良かったら読んでいって下さいね。
フィルムシミュレーションとはフィルムの様な加工をする訳ではない
フィルムシミュレーションとはフィルムの様な写真に加工する機能ではなく、
他のカメラメーカーで言う所のピクチャースタイルやクリエイティブスタイルと呼ばれている色調をかえる設定のこと。
富士フイルムは長年フイルムを製造してきた経験から、フイルムの銘柄単位で目指した色（もはや思想と言って良いでしょう）をデジタルで再現したものがフィルムシミュレーションという訳です。
現在では16あるフィルムシミュレーションですが、その中でもフジユーザーさんが良く使われている（であろう）PROVIA、Velvia、ASTIAはポジフィルムを再現したもので、かなり発色が鮮やか。
特に記憶色と呼ばれる青、緑、肌色（はVelviaでは撮らないかな）は他のメーカーよりこだわっていて、実際に使っていてとても良い！と感じて使っています。
そんな富士フイルムはデジタル画面で見るのはもちろん、写真プリントした時両方でキレイに写る様になっています。
jpeg撮って出しで完結させる為に知っておくこと
シャッターを切って液晶画面に出てくる写真がいわゆるカメラ内で現像された「jpeg撮って出し」というもの。
写真を撮るのが好きな人は、自分の好みの写真にする為にカメラで撮った現像する前の生の状態（RAWと言います）のファイルからパソコンの編集ソフトで自分で現像します。
じゃあ何も知識がない状態で十分満足出来るかというと、それは分かりません、好みなので。
]満足できるかも知れませんが、自分で試行錯誤して好みになる様に設定して初めて100％満足出来る写真が撮れる様になるのかな、と考えています。
自分の好みの写真が撮れる様にするための設定とは
もちろん設定をいじらなくても良い写真が撮れるのですが、設定をいじることで「jpeg撮って出しで満足できる写真」が出来上がります。
どの部分の設定をいじるのかと言うと、
- ハイライトトーン
- シャドウトーン
- シャープネス
- カラー
- ダイナミックレンジ
- フィルムシミュレーション
あたりの設定を変えて自分の好みの写真にしていきます。
最初は設定を変えても良く分からないかも知れません。
まずは1つの項目ごとに＋２、－２のように極端にいじって写真の出来上がりの違いを確認すると分かりやすいですよ！
それぞれの項目で何が変化するのかについては参考記事をご覧頂いて実際に試してみるのが一番分かりやすいと思います。
参考画質をコントロールしてみませんか？ー富士フイルム公式サイト
※もちろん他にもホワイトバランスや露出を変えることで写真はすごく変わりますけどここでは割愛します
jpeg撮って出しを加工することについて
余談ですが、富士フイルムのjpeg撮って出しが良すぎるせいで、写真を加工して撮って出しのフジの色を変えるなんて！って言われる方をたまに見かけます。
それは一理あると思うんですが、いくら富士フイルムのjpeg撮って出しがキレイだとしても、一番は「自分がイメージしている写真に近づけること」が大事かなと。
なので私は（写真の腕が悪くて加工せざるを得ない部分もあるかもしれませんが…）jpeg撮って出しで伝えたいイメージに近づかない場合は大胆に加工しても良いのでは？派です。
ほぼしゅふ的まとめ
フィルムシミュレーションや各種設定を自分好みにカスタムする事でより良い写真が撮れるようになります！
いきなりカメラ初めての方に設定いじりましょう！というつもりは無いですが、ココをいじる事で写真がガラっと変わると思うので気が向いたら試してみて下さいね。
それでは良いカメラライフを！
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