発売から既に5年近く経ち、生産終了したというのに今だに人気のあるEOSKissX7。
デジタル一眼レフとして世界最少・最軽量というコンパクトさもさることながら、その圧倒的なコスパからカメラ初心者のみならず、サブカメラとしても人気のある機種です。
私もカメラ初心者として一年近く使ってきましたので、一眼レフ初心者の方が実際どうなの?と思うポイントを初心者目線で説明していこうと思います。
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この記事の目次
1、とにかく安い
製品サイクルの早いカメラ市場でまだ現行機として販売しているのもありますが、他のカメラと比べてもすごく安いです。
ニコンの同程度の機種であるD3300は型落ちですが現在ダブルズームレンズキットで5万円超えといったところ。
EOSkissX7も同じくダブルズームレンズキットで44000円くらいからと断然お得になっています。
2、何はともあれやっぱり軽い
購入する前から分かっていた事ですがやはり軽いです。キットレンズであるEF-S18-55 f3.5-5.6ISSTMを一日首からぶら下げていても全く痛くありません。
さすが一眼レフ世界最少・最軽量。
実際に使っているとカメラ初心者にはココが一番のポイントになります。
大きくて重いと持ち歩こうと思いませんから。
重いカメラを買って持ち歩くのが億劫で家に置いておきますか?
やっぱり使ってナンボですよ。
3、キヤノンにはリーズナブルでコンパクトなレンズが沢山ある
ココがライバルのニコンのカメラとは圧倒的に違ってきます。
カメラ買ったけどキットレンズのレンズ以外にも手を出そうと思うけど高くて手が出ない…って言う方も多いかと思います。
安心して下さい。
キヤノンには安くて小さくて画質も良い神のようなレンズがいっぱいあるんです。
例えばEF50mmf1.8STM。
フルサイズ対応で最少絞り値が1.8.初心者の方にはなんのこっちゃ?ですが簡単に言うと背景をぼかしやすいレンズでもっと良いカメラに買い替えようとなった時にもそのまま使えるスゴイ奴なんです!
さらに軽くてコンパクトなのでKissX7との相性も抜群。
さらにさらに!画角がキットレンズの望遠端とほぼ一緒なので中望遠という少し望遠よりのレンズですがこのレンズは被写体にすごく寄って撮る事もできるので少し離れて子供の全体を撮るにもいいですし、近づいてきた子供にもピントが合ってバストアップが撮れるんです。
キヤノンのカメラを買うなら絶対に買うべきレンズの一つです。
キヤノンEF50mmF1.8STMは子供の撮影にうってつけのレンズ【レビュー】
こちらも2万円以内で新品を購入する事ができますし、何と言ってもKissX7に装着するとめっちゃ薄いです。レンズ付いてるの?ってくらいに。
普段はどちらかをボディキャップ代わりにつけておいて、ズームが必要な時だけキットレンズや他のレンズに交換する、なんていう使い方もできます。
ちょっと高めのレンズもニコンと比較すると…
上で紹介したレンズと比べると値が張りますが、EF-S10-18mmF4.5-5.6ISSTMという超広角レンズやEF-S60mmF2.8マクロUSMというマクロレンズもあります。
ちょっと!この2つは3万とか4万近くするやないかい!と言われると思いますがちなみにニコンで見て見ましょう。
ニコンで一番安い広角ズームレンズはAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDというレンズがあります。絞り値が違うので一概に言えませんが9万円近くします。およそ三倍…。
ちなみにマクロレンズも同じ焦点距離のAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDというレンズがありますがこちらも6万円以上します。
どんなに広角レンズやマクロレンズが欲しくなっても値段が高いと手がでませんよね?
その点、キヤノンはまだリーズナブルにレンズを揃えてくれているので、写真の幅を広げようという時にレンズを買い足そうと思っても頑張れば手がでる価格なので安心できます。
僕は一眼レフ初心者の方がニコンとキヤノンで迷ったら上記の理由から迷わずキヤノンをオススメします。
4、電池の持ちも悪くない
説明書には最大撮影枚数480枚とあります。
この数字、他の一眼レフと比べれば結構少ない数字です。
ただあなたは毎回一日に480枚も撮影しますか?
僕はどんなに写真を撮っても一日に200枚も撮りません。
一眼レフではないミラーレス一眼に比べると充分撮影できますし 、ミラーレス一眼はファインダーが液晶なので電池の消耗が激しいので電源を付けっぱなしにしているとすぐに電池が切れてしまいます。
その点EOSkissX7は電池を付けっぱなしでもそこまで電池も消耗しませんし、なにより電源付けっぱなしにしておけば、いざシャッターチャンス!という一瞬のタイミングでも逃さず対応できるのがいい所。
この差は大きいと思いますよ。もちろん、バッテリーを別途購入すれば撮影枚数は倍になります。
ちなみに純正のバッテリーは結構なお値段ですが純正以外のバッテリーならとても安く購入する事も出来ます。
もちろんカメラが壊れても自己責任ですので参考までに。
5.初心者には程よい連射性能
EOSKissX7の連写性能は4コマ/一秒で最大撮影枚数7枚です。
これははっきり言って他の一眼レフ機と比べると少ない方です。
もっと欲しいと思う時もあります。ただ私は子供の写真を多く撮りますが初心者の内から連射できる枚数が多いと、失敗写真の連続になって後から失敗した大量の写真が…。
この失敗写真を消す作業に時間を費やすのが面倒なんですよね…。
連写枚数が多いに越した事はありませんが、とりあえず私の場合は一発必中のつもりで撮って、後で連写した写真からいいのがあったらいいな~程度のつもりで撮影しています。
6、キットレンズでも十分キレイに撮れる
標準ズームで普段使う機会が多いEF-S18-55f3.5-5.6 ISSTMはカメラ初心者の方が写真を撮った時点でスマホとは全く違う画質に納得できるぐらい良いです。
実際にレンズの評価も結構いいです。
オートフォーカスもすぐ合いますし、とりあえずこのレンズがあれば問題無いかと。
ちなみにダブルレンズキットの望遠ズーム、EF-S55-250mmF4-5.6 IS IIは標準ズームに比べてオートフォーカスが段違いに遅いのでどうしても望遠も欲しいという方は最新のEF-S55-250mmF4-5.6ISSTMを購入するのが得策です。
もしくはそこまで望遠いらないけど標準レンズよりは望遠が欲しいよって方はカメラボディ単体で購入してEF-S18-135mm F3.5-5.6ISSTMを程度の良い中古などで購入すると幸せになれます。
私はEF-S18-55mmf3.5-5.6ISSTMを子どもが縦横無尽に走り回る様なシチュエーションの時に使っていますが基本的にはコレ一本で十分です。運動会などで遠くの被写体も幅広く撮影したい時には望遠ズームを使用しています。
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ほぼしゅふ的まとめ
結論としてはカメラ初心者の方がEOSkissX7を購入しても絶対に損はしません!あとはカメラを持って写真をいっぱい撮るぞ!というやる気でしょうか。
ただ、エントリー機種ですのでココをもう少し改善してくれたら…と言うところはあります。それはまた他の記事に書いたので良かったらどうぞ。