カメラって色々な種類があって分かりにくくないですか?
私も初めて家電量販店でカメラを見に行った時にその種類の多さに絶望しました。
カメラは大きく分けて4種類+1種類になります。
まずはその5種類のカメラから、どのカメラが自分の使う用途に合うのかを考えましょう。
もちろん見た目が気に入ったカメラを購入する、モチロンOKです。
ただ、これだけは知っておいた方が良いよ、という事を5分で読める様にまとめました。
出来るだけ初心者の方のためにカメラの専門的な知識や説明は省いてありますので安心して見ていって下さいね。
大きく分けるとカメラは4種類
すごい大きな括りでジャンルを分けるとレンズ交換式カメラとレンズを交換しないカメラに分かれます。
その名の通りレンズが交換できるか、レンズがカメラと一体化していて交換できないタイプかです。
レンズ交換式はレンズを交換することで広角撮影や望遠撮影など装着するレンズによって撮れる画角(範囲)を変える事が出来ます。
よってレンズを交換する事で色々な写真を撮る事ができるのがメリットです。
デメリットとしてはレンズが交換できる故に、色々なレンズを購入して使いたくなる。
カメラの世界での言う所のレンズ沼にハマってしまう可能性があります(大半の方は自ら楽しんでハマっているともいえますが)
その点、レンズを交換できないカメラは拡張性こそないものの、製品を購入した段階で完結しているので迷う必要がありません。
デメリットとしては、画質や画角が気に入らなくなった場合や、レンズの中にホコリやゴミが混入した時もレンズ交換はできませんのであきらめるか、他のものを購入する事になります。(ホコリが入ってもメーカーのサービスセンターに持ち込めば分解・清掃してくれますが、高いです)
レンズ交換出来ないカメラの種類
レンズを交換しないカメラは、専用設計のレンズを使用しており、コンパクトデジカメやネオ一眼と言われるカメラがあります。
コンパクトデジカメ(コンデジ)は小型軽量+高画質が今のトレンド
コンパクトデジカメはその名の通りボディが小さく、ポケットに収まるのが特徴です。
ただ、昨今のスマホの影響で売り上げが激変し、スマホとの差別化を図るため、高画質かつ高機能である高級コンデジと言われるカメラが多くなっています。カメラによっては30万くらいする(!)高級品まであります。
とはいえ、高級コンデジといっても10万程度用意すればお釣りがくるものばかりなので、そこまで身構えないでくださいね(笑)
個人的なおすすめはソニーのRX100シリーズ。現在5世代目まで出ていますが、特に初代RX100のコスパが高いので、脱スマホしたい方には値段もこなれていて購入のハードルが低いです。
まずはカメラを持つ習慣から始めたい方には最適です。
ネオ一眼は超高倍率ズームの製品が目立つ
ネオ一眼は見た目は一眼レフっぽいですが、レンズ交換ができません。
センサー等の基本性能はコンパクトデジカメに近いですが、ファインダーは液晶でその分ズーム倍率60倍以上のような広角から超望遠までズームできるカメラが多いのが特徴です。
トリミングしないで月を撮影出来る!なんてカメラもありますが、ネックは重さと大きさ。
高性能な機種はエントリー一眼レフ+キットレンズよりも重いです。
そしてズームが電動で、画角を変える時の動きがかなり遅いので、広角側で撮影していて即望遠側で撮影といった事は苦手なカメラです。
その様な用途では一眼レフの方が断然有利です。
コンデジとネオ一眼のまとめ
コンデジを選ぶべきな方
- ポケットに入れてとにかく撮りたい時にパッと撮りたい方
- ファインダーがむしろ無い方が良く、スマホの感覚で撮りたい人
とにかく荷物は少ない方が良く、気軽に撮りたい方はコンデジ。
ネオ一眼を選ぶべきな方
- レンズの交換とか面倒くさい
- 画質は置いといて、レンズ交換せず広角から望遠までなんでも撮りたい方
- 少し大きくてもグリップがしっかりしている方が良い
レンズ交換なしで広角から超望遠まで1台でこないしたい方はネオ一眼になります。
レンズ交換式カメラの種類
レンズ交換式カメラの種類としては一眼レフとミラ ーレスがあります。
一眼レフは万能選手、ただこれからは重さと大きさがネックになる
専門的な話はこの記事を読んでいる人には必要無いと思うのでザックリとした特徴を書きます。
一般的に一眼レフの方のファインダーは光学式で実像(OVFといいます)で、これを実現する為にカメラが構造的に大きくなります。
また堅牢性があり壊れにくく、電池の持ちが良いので一回の充電での撮影枚数が多く、オートフォーカス性能も高く、失敗できない場面での信頼性が高いです。
現時点ではプロカメラマンが多く使用していて、値段もミラーレスと比較すると高額なものが多いです。これは性能が高くなるほどその傾向は高くなります。
追記:最近はミラーレスでも50万円近いカメラも登場しており、ミラーレスで撮影するプロカメラマンさんも増えてきました。
個人的なおすすめはキヤノンのEOS Kiss シリーズ。
その中でも特に小さい機種(EOS Kiss X9 や X7)に小さい単焦点レンズを装着すれば、コンパクトで持ち歩きやすいので初めて一眼レフを持つ方にはおすすめです。
ミラーレスがこれからのカメラのメインになる
ミラーレス一眼はファインダーは液晶で(EVFといいます)特徴は一般的に先ほど説明した一眼レフの反対になります。
性能で一眼レフに劣ると言われてきましたが、ミラーレス一眼はまだ新しいジャンルのカメラで伸びしろがあり、メーカー間で競いあっているので、性能は一眼レフに迫る性能(部分的には追い抜いてきている)のモノがどんどん出てきています。
値段を考慮しなければ私たちアマチュアカメラマンならミラーレス一眼で必要十分と言えます。
面白い事にまだ技術的にコストがかかる面もあるのか、同じような性能のエントリークラスのカメラだとミラーレス一眼の方が価格が高い逆転現象も起きています。
ちなみに、一眼レフとミラーレス一眼に共通する事ですが、一般的にコンデジやスマホのように接写できません。接写してもピントが合わずシャッターも切れません。
接写をする為には、マクロレンズのように接写可能なレンズもありますが、基本は被写体に意外に寄れないと思っていた方が良いと思います。
ミラーレスだと、私が今使っている富士フイルムからおすすめを。型落ち機種ですがX-T10はどうでしょう?オシャレなデザインと印象的な写真が簡単に撮れるので一度使ってみるとハマりますよ~。
一眼レフとミラーレス一眼のまとめ
一眼レフを選ぶべきな方
- 手が大きく、しっかりしたグリップがあり、大きく重いカメラでも気にならない方
- ゴツいカメラが好き
- ファインダーが液晶なのがイヤ!液晶酔いする(ミラーレスにもファインダーが光学式のものが付くものもあります)
- 電池交換するの面倒だし一つの電池でいっぱい撮りたいという方
- シャッター音が大きくても 気にならない、むしろ興奮するような方
ミラーレス一眼を選ぶべきな方
- 出来るだけ小さく、軽く、持ち運びしやすい方がいい
- 液晶ファインダーが気にならない
- 一日にそんなに枚数撮らない、もしくは予備電池をカバンに入れてもいいという方
- シャッター音は出来るだけ小さく、出来れば無音がいい(種類によってはあります、一眼に無音は無いです)
- 普段そこまで連写するような撮影をしなそう
以上の項目からどちらのカメラにするか選ぶ事をおススメします。
その他のカメラ
上の4種類だけじゃないの?と思いきや1つ忘れていました。その名も「レンズスタイルカメラ」です。
見たとおりレンズと小さいカメラ本体のみで液晶画面がありません。
こちらはスマートフォンに接続して撮影する事ができます。
レンズは交換可能なものもあるので、ジャンルとしてはミラーレス一眼になるのかな。
今現在ソニーとオリンパスから製品が出ています。
実物を家電量販店でしか見たことがなく、実際使っている方にお会いした事はありませんが、他の種類のカメラを購入した方が、仮にスマホが電池切れても使えるので良いのでは?と個人的には思いますが…
ただコレをスマホに装着して写真を撮っている姿はかなりインパクトはありますね!
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ほぼしゅふ的まとめ
今回はカメラの種類を簡単にまとめました。
家電量販店などには各メーカーのカメラが何種類も並んでいるので実際に見に行く前に自分の使い方に合いそうだと思ったジャンルに絞っておくと、いざ行ってから悩まなくて済むのでおススメです。
他にもカメラを選ぶときに知っておくと良い記事を書いているので、良かったら読んでいって下さいね。
カメラの購入を検討している方はこちらの記事もどうぞ!
じゃあ実際に何を基準に選べばいいのか分からないって言われても分からないですよね…。
こちらの記事で買いたい機種を選ぶ前に知っておいて欲しい事についてまとめました。
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