今回はなぜか他のメーカーと比べてあまり注目されませんが実はすごいパナソニックについて。
特に動画性能は優秀で、写真と一緒に動画も撮りたい!という方にはぴったりのメーカーなんですよ。
パナソニックのカメラの特徴とおすすめのレンズを紹介していきますね。
パナソニックの特徴
一般的にはパナソニックって総合家電メーカーで、その製品の中でのカメラの印象って弱いかもしれません。
ミラーレス一眼を初めて作ったのも実はパナソニックなんですけどね。
世間的にもパナソニックなら同じ映像機器でもカメラよりビデオカメラのイメージが強いと思いますが、やはりビデオカメラのノウハウを生かしたカメラ作りがうまいメーカーです。
4K(6K)フォトで写真は撮るから選ぶ時代へ
簡単に説明すると、4Kフォト(6Kフォト)はまず、撮りたいシーンを高画質の動画として撮影します。
動画はパラパラ漫画の様に1つの写真が連続したものなので、その連続した写真の中から最適な写真を選ぶ機能です。
4Kが約800万画素でL版の大きさで印刷するには十分なんて思っていたら、最新機種では6Kで約1800万画素の連続撮影になっていてすごい事になってます。
SNSに載せたりL版で印刷する分には4Kフォトでも十分ですが、6Kフォトが主流になったら使える用途が増えて、本当に写真は「撮る」から「選ぶ」時代になりますよ。
パナソニックのカメラは既にかなり時代の先を行ってますね。
他のメーカーさんのカメラでも4K動画が撮れるカメラなら、編集で撮った動画から画像を切り出せば4Kフォト「もどき」は出来ますが、パナソニックの4Kフォトは使い勝手が良いです。
フォーカスセレクトがなかなかすごい
今まで一眼を使っている人なら背景をぼかした写真を撮ってみて、実際に自分の意図した場所と違う部分にピントが合ってピンボケしていた、なんて事ありませんか?
フォーカスセレクトなら4Kフォトの応用で、49枚ずつピント位置をずらした写真を連写して、後から好きなピント位置の写真を決める事が出来るんです。
個人的には使ってみて、1つのシーンを撮るのに処理時間も結構かかりますし、子どもや動くものにはちょっと使えないな~と思いましたが、そういう場面は普通に4Kフォトの出番です。
フォーカスセレクトはこれからカメラの性能が上がればさらに使いやすくなるでしょう。
フォーカスセレクトも6Kフォトで画素数が上がりましたし、最新の機種ではフォーカス合成というすべての部分にピントが合っている写真を合成して作る事ができます。
この機能、フォトショップなどPC上のソフトでは作る事が出来ますが、それをカメラでささっと出来る時代なんですね…。
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現行カメラのラインナップ
GH5
一言でいうと動画モンスター。
ミラーレス一眼で4K動画を秒間60コマで撮影できるのはこの機種だけ。
その他の機能もてんこ盛り。
パナソニックもプロサポートも始めるそうなので完全にプロ仕様ですね。
G9
GXシリーズと比較するとオートフォーカスや連写速度が速いので、どちらかと言えば動画より写真を撮る人向け。
さらに防塵・防滴、手振れ補正とこの価格で購入できるカメラとして十分過ぎる性能を持っています。
値段もパナソニックらしく既に値ごろ感ある価格なのでいつ買っても良いでしょう。
GX8 / GX7MK2
上記でも少し書きましたが、約2万円の価格差で画素数やファインダーの見やすさにこだわらなければGX7MK2の方がコスパが良いと思います。
余談ですが、キヤノンにG7XMK2というコンデジがあって混同しやすいです。
GF9 / GF7
コンパクトで手軽に持ち出せて自撮りも出来るエントリークラスのカメラです。
このカメラを検討すると、オリンパスのPENシリーズとどちらにするか迷うと思います。
最終的には見た目で選ぶと思いますが、軽さと4Kフォトで選ぶならGF9、どのレンズを使っても手振れしないボディ内手振れ補正が欲しいなら(GFもキットレンズに手振れ補正は付いてる)オリンパスPEN、4Kフォトとか必要ないからとにかく安くて小さいカメラが欲しい!って方はGF7で良いと思います。
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おすすめレンズ
ここで紹介したレンズは仮にオリンパスのカメラに買い替えたとしても、そのまま使用できます。
LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH.
軽量、コンパクトで被写体にも寄れて、一眼らしい背景ボケも楽しめてお値段も手ごろなレンズ。
近づいて撮っても良いし離れて撮っても良い画角なので使い勝手も良いです。
LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.
上のレンズより少しレンズが大きくて画角が広角で、せっかくだから画質にもこだわりたい!もう少しお金出してもライカブランドのレンズ使いたい!って方はこちら。
一緒に所有欲も満たされますよ。
LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.
マクロレンズなので被写体に近づいて撮影出来ますし、手振れ補正も付いてるのでGFシリーズをお持ちの方にもピッタリ。
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. というライカレンズもありますが、正直5万円超えるとオススメしずらいのもあるので、こちらは画角と値段で好みの方を購入すれば良いかと。
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ほぼしゅふ的まとめ
個人的には、カメラ初心者に一番やさしいカメラを作っているのはパナソニックではないかと思っています。
6K(4Kフォト)やフォーカスセレクトは本格的なカメラを使ってみたいけど上手に写真が撮れなくて挫折しそうで心配な方や、写真を失敗せずにラクに撮りたい方には間違いなく最強の機能だと言えます。