私はブログを書いているのもあって、普段ブツ撮りにEF50mmF1.
そんな時にもう少しだけ被写体に寄って大きくしたい時があります。
「トリミングすれば?」
という意見もあるとは思いますが、出来るだけ画素数の残った状態にしたいですよね。
今回は被写体を出来るだけ大きく見せる方法、すなわち最大撮影倍率を上げる方法を説明していきます。
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この記事の目次
最大撮影倍率とは
簡単に言うと一番被写体に寄った時にどれだけの大きさになるかと言う事です。
撮影撮影倍率が1倍ならセンサーサイズの大きさにちょうど収まる大きさになります。
例えばフルサイズと呼ばれるセンサーならセンサーの面積は36mm×24mmになります。
ちなみに100円玉の直径が22.6mmなので出来るだけ寄って撮った際に縦に写真いっぱいに100円玉を撮る事ができればほぼ1倍になります。
これと同じレンズをAPS-Cセンサーのカメラで撮るとセンサーの面積が23.6mm×15.6mmなので縦にはみ出ます。
最大撮影倍率というのはフルサイズを基準にしているので1.6倍になるそうです。
最大撮影倍率が高いレンズ(被写体に寄れるレンズ)が欲しい方はマクロレンズというものを購入しましょう。
ちなみにマクロレンズと言っても最大撮影倍率が1倍のレンズもあれば0.5倍のハーフマクロと言われるレンズもありますので注意が必要です。
こちらのEF-S60mm F2.8マクロ USMは最大撮影倍率1倍です。
今使っているレンズの最大撮影倍率を上げるには?
今使っているレンズの最大撮影倍率を上げる方法は大きく2つあります。
1つはエクステンションチューブです。
見た目はただの筒。このエクステンションチューブをレンズのマウントとカメラのマウントの間に装着します。
すると普段の状態より寄って撮影する事が出来る様になり最大撮影倍率も上がります。
もう一つはクローズアップレンズです。見た目が虫メガネの様になっていて、保護フィルターの様にレンズの前に装着します。
そうするとピントが合うのが通常より前になり、最大撮影倍率が上がります。
マクロレンズ、エクステンションチューブ、クローズアップレンズのメリットとデメリット
マクロレンズのメリットデメリット
マクロレンズのメリット
- ピントの合う範囲が広い
- 物撮りからポートレートまで使える範囲が広い
マクロレンズのデメリット
- 値段が少し高めなので購入に躊躇する
エクステンションチューブのメリットデメリット
エクステンションチューブのメリット
- マクロレンズより安く入手できるので気軽に始められる
- 光学的に悪い影響が無い
エクステンションチューブのデメリット
- レンズとカメラの間に入れるので、ちょっと長くなる
クローズアップレンズのメリットデメリット
クローズアップレンズのメリット
- 一番安いのでお手軽に始められる
- 一番軽くて小さいので持ち運びがラク
クローズアップレンズのデメリット
- レンズを先端に装着するので写りに影響が出る
メリットとデメリットを考えて購入すると良いでしょう。
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ほぼしゅふ的まとめ
マクロレンズを買う程では無いけれど、色々なレンズである程度本格的にマクロ撮影を楽しみたい方はエクステンションチューブが良さそうです。
キャノンだと純正のEF12とEF25、サードパーティ製だとkenkoのエクステンションチューブがありますので是非試してみて下さいね。
EF25の方が装着した時に最大撮影倍率は高くなります。
kenkoの接写リングセットも三個セットでしっかり電子接点も付いているので安心です。
まずは気軽にマクロ撮影を楽しみたいって方にはクローズアップレンズがオススメです。
クローズアップレンズは倍率によって種類があるので撮影スタイルに合った物を選んで下さい。
NO.の数が大きい程に最大撮影倍率も大きくなります。