ず~~~っと富士フイルムX70の後継機(X80?)を待っていましたが、我慢できずにX70を購入してしまいました。
この記事は私がなぜX70の後継機を待っていたか。
にも関わらず今さらX70を購入したのかについて書きました。
同じ様にX70が気になる方、X80を待っている方の参考になれば幸いです。
X70(後継機)かGRかの選択
※X70の後継機が同じコンセプトのカメラとして発売されるのを仮定しています。
まず、X70(もしくは後継機)の購入の検討をする方は、同じジャンルのカメラであるリコーのGRと、どちらを買おうか検討する方も多いはず。
ポケットに収まるぎりぎりサイズ、それでいて出来るだけ高画質なカメラであるという、通常では相反する高いバランスを誇るカメラとしては、この2つのカメラが選択肢に挙がるからです。
この記事では2つのカメラの詳しい比較はしませんが(気になる方は「X70 GR 比較」で検索してみて下さいね)
主観になりますが、
X70(後継機)をオススメしたい方
- 家族とセルフィー(自撮り)をする
- タッチパネルでサッとピントを合わせたい
- フルオートで簡単に写真を撮りたい
- 子どもの目線に合わせてラクに撮影したい(ローアングル)
GRをおすすめしたい方
- より軽いカメラが欲しい
- 1人で写真を撮る事が多い
- スローシャッターを気軽に使いたい
- レンズバリアがある(普段はレンズが中に入っていて、電源入れた時にウニウニ出てくる)
すごく大まかですが、そんな方におすすめ出来るカメラです。
私がGRよりX70の後継機の方が欲しかった決め手
私の場合はX-T2のサブ機として、子どもと一緒に自撮りしたり、子どもを撮る時に低い姿勢でも液晶が可動して撮り易いX70(後継機)が最適でした。
ちなみに富士フイルムのコンデジにはX100Fという超絶イケメンなカメラもありますが、今は買わないでおこうと決めています。
X70の後継機を待っていた理由
X-T2を使っているのでどうせ買うなら旧世代より新しい世代のカメラの方が
- オートフォーカスが早い(はず)
旧世代のFUJIFILMのカメラは若干オートフォーカスの速度が今の世代に比べてワンテンポ遅いんですよね。
- フィルムシミュレーション「ACROS」が無い
- 画素数が上がる
この3つの理由で、どうせなら新しいカメラの方が良い!と期待して待っていました。
あとは発売されてから割と早い段階で生産終了してしまったので、すぐに後継機が出るのでは?と思っていたのもあります。
結局待てずにX70を買う事にした理由
1、X70の後継機が出ない可能性が出てきた
こちらの記事「富士フイルムX80の遅れはX-Trans IIIの消費電力のため?」で、
富士フイルムは、X80の小さなボディにX-Trans III とX-Processorを採用するために研究開発の手間がかかりすぎることが分かれば、
このカメラシリーズを完全にやめてしまうかもしれない。
X70は小型の素晴らしいカメラにもかかわらず失敗したので、
富士フイルムは、もはや、このシリーズを続けるモチベーションが無いかもしれない
あくまで噂レベルですが、発売されない可能性もあるかな~と思った訳です。
発売されるか分からないカメラを待つのも精神的にはツライですし、
ガマン出来なくなったのが正直なところです。
2、仮に出そうになったらすぐ売却すればそこまで損しないはず
それでもX80が出れば必ず買ってしまいそう。
X70がを買ってすぐにX80が出たら損しちゃうかも…と不安もあって手が出なかったのもあります。
そんな時に、キレイな美品の中古がお手頃な価格で出ているのを発見したので、つい購入してしまいました。
これなら近い将来X80が発売される事になってもすぐに売ってしまえば、金銭的ダメージは最小限になりそうだったのが決め手です。
3、買いたい時が買い時だと気付いた
最終的にはコレですよね。
カメラに限らず、欲しいと思った時がその商品の買い時。
実際にX70を使ってみた雑感
まだそこまで使いこなしていませんが、やっぱりこのカメラは子育て世代にこそ使って欲しい要素が満載だと感じました。
小さいカメラでもフジはフジ。
とにかく小さいは正義。
今までならカメラ(X-T2)を持ち運ぶのがつらいな~という場面でも、ポケットに入れて持ち運ぶことが出来るのはやっぱり良いです。
小さくても色はもちろんFUJIFILM。
個人的に気に入っている発色が出るのでサブとして使うには十分過ぎます。
ズームは出来ないけどデジタルテレコンがある
X70はズームが出来ない単焦点レンズなんですが、「デジタルコンバーター」という機能で、3種類の固定された画角の中から撮影する事ができるんです。
実際に一番寄った状態でそれぞれ撮ってみました。
左の写真からフルサイズ換算で約28mm、35mm、50mmです。
この「デジタルコンバーター」という機能、単純に画像をトリミングして画角を変えている訳でもなさそうで(超解像技術というらしい…良く分からない)
素人目にはそこまで画質が劣化している様にも見えません。
個人的には大きく引き伸ばしたプリントをする様な場合でも無ければ普通に使える印象です。
デジタルテレコンはRAWで撮影できなかったりと、機能に制限があります。
カメラの操作が苦手な人でも気軽に撮影できる
X70には富士フイルムの上級機にはついていない「アドバンストSRオート」という、カメラを場面に最適な設定で撮影してくれるフルオートで撮影出来る機能があります。
カメラの操作が苦手な方、初めてX70を使う人にもフルオートで簡単に撮影出来るのは想像以上に良いです。
こちらもフィルムシミュレーションの一部が使えないなどの制限があります。
コンデジだと思うと少し重く感じるかも
小さくて軽いと言っても他の同じセンサーを積んだ富士フイルムのカメラと比べた場合での事。
コンデジとして分類したら約340gという重さは、人によっては少しずっしりと重く感じるかもしれません。
こればっかりは実際に持ってみて自分で許容できる範囲か、買う前に試した方が良いですね。
ほぼしゅふ的まとめ
色々御託を並べていますが、単純にX80が出るのをガマン出来なくなっただけです、すいません…。
実際にX70を使ってみて、カメラの使い勝手の部分で気になる部分はいくつかありますが、画質には十分満足しています。
富士フイルムのカメラの良さを知る上では写りにクセも無くシャープで、まさに入門向けな感じ。
子どもの写真を撮る方でスマホの画質に満足出来なくなったら、画角もスマホとほぼ同じこのカメラ、是非試してみて欲しいですね。
半年使ってからのレビューもどうぞ
X70を長期間使ってのレビューです。
やはり「小さい」は正義だと感じますね。
結局メインカメラのX-T2の使う機会が減ってしまってX-T2からX-Pro2に買い替えてしまいました。
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