ついに富士フイルムの新機種「X-H1」が発表されました。
Xシリーズ最高の動画性能が備わったX-H1に興奮している方も多いのではないでしょうか。
今回は発表されたX-H1の性能や新しく搭載される機能について紹介しています。
また、X-H1を購入した方が良いのか、それとも今までのフラッグシップ機である(似た様な見た目の)X-T2を購入した方が幸せになれるのか、お互いを比較して私なりの考えをまとめました。
X-H1はX-T2より大きい、かなり。
出典:http://camerasize.com/
上の画像はX-H1とX-T2と照らし合わせた画像です。
X-T2をベースに、より大きくなっている様子が伺えます。
出典:http://camerasize.com/
こちらの上から見た画像では、露出補正ダイアルの代わりに、設定がすぐに分かる液晶画面が追加されています。
また、X-T2よりもグリップが大きくなる事も分かりますね。
手の大きい方、大きい望遠レンズを常用する方にとってはX-T2では正直いってツライ部分もあったと思うのでこれは良いですね。

出典:http://camerasize.com/
こちらは背面からの比較画像。
親指AFのボタンの位置やQボタンが変更されています。
さらにX-H1では背面液晶がタッチパネル式に変更になったのでさらに操作性が向上されました。

5軸ボディ内手振れ補正が搭載
富士フイルムXシリーズ初の5軸ボディ内手振れ補正(最大5.5段分)が搭載されました。
詳しくは上の公式動画を見て貰えば分かりますが、想像以上に手振れ補正が効いてます。

スタビライザーも一緒に使えばヌルヌルなプロっぽい動画が素人でも撮れそうです。

一応レンズの光学式手振れ補正も使えるらしい
レンズに手ブレ補正機構が備わっている場合はそちらを優先し、足りない補正軸をボディ内手ブレ補正で補う。同一軸について、レンズとボディの両方で補正を行うことはしていないという。
デジカメWatchより引用
今の所、他のカメラメーカーの様にボディ内手振れ補正とレンズ内手振れ補正を完全にシンクロさせた補正は行なわれないそうです。
とはいえ単焦点レンズを愛用している富士ユーザーさんも多いので、ボディ内手振れ補正の恩恵はかなり有り難いですね。
ハイレゾショットなどは非搭載
手振れ補正の機構を生かして、より高画素の写真が撮れるハイレゾショット(センターシフトマルチショット)などは搭載されないそうです。
これはボディ内手振れ補正の開発だけでもかなり大変でしょうから残念ですがしょうがないですね。
センサーはX-Tran CMOSⅢ
カメラの肝、センサーはX-T2などと同じ「X-Trans CMOSⅢ」、画像処理のエンジンについてもX-T2と同じ「X Processor Pro」が搭載されています。
という事はですよ、X-T2やX-Pro2にもX-H1に搭載される(ソフト面での)新しい機能がアップデートで搭載される可能性があるという事なのでこれは嬉しいですね。
新しいフィルムシミュレーションが追加
フィルムシミュレーション「Eterna」が新しく追加されました。
instax SQUARを持った安達祐実さんかわいいですね(そこじゃない)
この少し淡い雰囲気、緑がちょっと渋めな感じ良い…。正直言って好みなので早く使ってみたい…。
私はこのフィルムは知りませんでしたが、映画で使われていたネガフィルムのようですね。
上述したように画像処理エンジンが同じという事はこちらもX-T2やX-Pro2に搭載される可能性は高そう。
というかお願いしますね富士フイルムさん!
EVFの高画素化
X-T2のEVF(液晶ファインダー)の画素数236万から369万画素と3割アップ。
EVFについては画素数が高ければ高いほど見やすく自然になってきますので、全ての方に恩恵が得られるので大歓迎。

バッテリーはX-T2と同じ
バッテリーはX-T2などに採用されている、動画の熱暴走を対策したNP-W126S。
参考記事富士フイルムの予備バッテリーに互換品ってどうなの?X-T2の4K動画で使えるか試してみた。
手持ちのバッテリー資産をそのまま生かせるのはありがたいですが、これだけ性能アップすると電池の持ちはX-T2より厳しいかもしれません。
X-H1とX-T2を比較してみた
今X-T2を持っている方、X-T2の購入を検討している方はX-H1が見た目も非常に似ていますし、気になっているのではないでしょうか。
という事でX-T2と比較してみました。
個人的に優れているなという部分には赤マークで書いてあります。
X-H1 | X-T2 | |
有効画素数 | 約2430万画素 | 約2430万画素 |
大きさ | (幅) 139.8mm (高さ) 97.3mm (奥行き)85.5mm | (幅) 132.5mm (高さ) 91.8mm (奥行き)49.2mm |
重さ | 約623g | 約457g |
EVF フレームレート | 369万ドット、100fps | 236万ドット、100fps(BOOSTモード時) |
ISO感度 | ISO200~12800(1/3ステップ) 拡張感度 ISO100/25600/51200 | ISO200~12800(1/3ステップ) 拡張感度 ISO100/25600/51200 |
手振れ補正 | 5軸ボディ内手振れ補正(最大5.5段分) | レンズの手振れ補正のみ |
起動時間 | 約0.4秒 | 約0.3秒 |
露出補正 | -5.0EV~+5.0EV | -5.0EV~+5.0EV |
連写 | 8コマ/秒 11コマ/秒(バッテリーグリップ装着時) 14コマ/秒(電子シャッター) | 8コマ/秒 11コマ/秒(バッテリーグリップ装着時) 14コマ/秒(電子シャッター) |
動画 | ・4K(4096×2160)24P ・4K(3840×2160) 29.97p ・フルHD120P | 4K (3840×2160) 29.97p |
その他 | ・軍艦部上部に液晶 ・フィルムシミュレーションETERNA ・Bluetooth ・液晶タッチパネル | 露出補正ダイアル |
買うのを検討するのはどんな人?
ずばり「ボディ内手振れ補正」が欲しい方になります。
- 動画を中心に使う方で、ジンバルなどを使用せずに手振れしない動画を撮りたい方
- 暗い場所での手持ち撮影において、強力な手振れ補正の恩恵でISO感度を上げずにシャッタースピードを上げて手振れしない画質の良い写真を撮りたい方
- 手振れ補正の無いレンズをメインに使っている方
この3つに該当する方は特にオススメです。
特に富士フイルムとしてはシネマカメラ用レンズ「MK18-55mm T2.9」「MK50-135mm T2.9」のXマウント用を発売するに当たって、それに最適化されたカメラとしての役割も期待しているのではないでしょうか。
他にも液晶パネルがタッチパネル式に、Bluetoothが搭載される事で使い勝手がよくなりました。
お財布の懐具合に余裕があって、カメラが結構大きくなる事に許容出来る方は買って損はしないはずです!
ほぼしゅふ的まとめ
X-H1はX-T2よりも大きく、よりプロ向けの機種になります。
もちろん私達のようなアマチュアカメラマンでも強力なボディ内手ブレ補正の恩恵は大きく、大きさが許容範囲なら買ってしまえば間違いなく幸せになれるカメラです。

次の記事はこちら
X-H1とX-T2、どちらを購入するかまだ迷って居る方にはこちら。
約半年使って感じた正直な感想をまとめました。