今回はK&F ConceptさんからをSA254T1という色々な使い方ができる三脚ご提供いただいたので使ってみた感想をまとめました。
- 高所撮影
- 俯瞰撮影
- ローアングル撮影
- 一脚での撮影
ができるオールラウンダーな三脚でこれ1つあれば困らない三脚かも。
K&F Conceptについて
K&F Conceptはカメラ用品を取り扱っているメーカーです。
- マウントアダプター
- レンズフィルター
- カメラバック
- 三脚
など低価格でコストパフォーマンスの高い商品を展開していて、特に私は普段からマウントアダプターを愛用しています。
三脚も沢山の種類を展開しているんですが、今回はアルミ三脚「SA254T1」になります。
▼以前レビューしたカーボン製のトラベル三脚はこちら▼
特徴や外観について
届いて最初に感じたのは結構大きいな、ということ。
畳んだ状態で約56cmとなっているのでかなり大きなリュックではないと脇に入れてもバランスが悪いでしょう。
その代わりではありませんがしっかりしたケースとストラップが付属します。
材質がアルミで重さは約2.8kgですがそこまで重量感は感じません。
最長240cmまで伸びる
三脚の脚とセンターポールを全て伸ばせば約240cmまで高くなります。
(伸ばした写真を撮影しようとしたら天井に届いたので諦めました)
三脚の中でもかなり伸びる部類ではないでしょうか。
ただし三脚は伸ばせば伸ばすほど不安定になりますのでフックに重い荷物を載せて転倒するのを防ぐと良いでしょう。
俯瞰撮影が簡単に撮影できる
やはりこの三脚の1番のポイントは俯瞰撮影ができることでしょうか。
写真の様に1番伸ばした状態で49cmほどになるので広角レンズを使わない限りは三脚の高さを調整することで対応できるかと思います。
通常のブームアームではカメラの反対側に重りが付けられるフックがありますがこの三脚では取り付けられません。
できれば少し短くした方が三脚は安定するので工夫した方がいいかな。
写真のナットを緩めることで雲台とは別にパン軸の移動も可能です。
脚を取り外して一脚にもなる
この三脚、1つだけ足が外れるようになっています。
外すと一脚として使うことも可能で、脚に雲台を取り付けると最長170.5cm(実寸)になります。
更にセンターポールを取り外して脚に取り付けると最長で252cmとかなりハイアングルな撮影も可能。
この辺の選択肢の多さがこの三脚の魅力ですね。
ローアングル撮影も可能
センターポールを取り外して反対に取り付ければローアングルも可能。
とにかく色々なことができる三脚ですね。笑
センターポールを取り外す時はフックの部分を回して外す必要があります。
外した後に取り付けが結構難しく手間取るので私は必要でなければそのままの状態で撮影しますが…
雲台について
雲台は自由雲台。
K&Fのトラベル三脚同様、この部分にはコストを掛けている印象です。
個人的には俯瞰撮影する時のことを考えるともう1つ水平器を付けておいてくれると嬉しかったかな。
困ることはないんですけどやっぱりあると安心というか、セットする時にカメラの画面をわざわざ見なくて良いのでラクなんですよね。
脚のロックはナット式
脚を伸ばす時にはナットを回します。
以前レビューしたカーボン三脚はゴムではなくプラスチックでイマイチな質感でしたがこちらはゴムになっていてそこまで悪くありません。
ただ私の持っているマンフロットの回し心地と比較してしまうと感触がスカスカな感じで質感はそこまでって感じですね。
実際の使い勝手について
耐荷重10kgとあるのですが脚の強度がイマイチかなと感じました。
脚を伸ばさない状態であれば確かに問題ないですが、伸びると脚がかなりしなります。
個人的には緊急時以外は出来るだけ伸ばさないで使おうと思っています。
あとは写真のオレンジの部分を押しながら動かすことで開閉できるのですがかなりクセがあります。
マンフロットのトラベル三脚も同じようなタイプですが、K&Fの方は押した時にレバーがグラグラするのでも操作が難しい感じ。
慣れの部分もありますが、ちょっと好きにはなれないかな。
ほぼしゅふ的まとめ
高い位置でも低い位置でも撮影可能で俯瞰撮影もできて一脚としても仕様可能。
使えるシーンの幅がかなり広く、あると便利な三脚です。
レンズで言うと広角から望遠までカバーする高倍率ズームレンズって感じ。
大きめで少し重いですが色々な使い方ができることに魅力を感じる方にはおすすめできるんじゃないでしょうか。
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