今回はミラーレス一眼で最も売れているオリンパスについて。
オリンパスがなぜミラーレス一眼でシェアトップなのか。
私なりにその理由を考えながらオリンパスの特徴とカメラのラインナップとおすすめのレンズを今回もカメラの専門用語を出来るだけ排除してお送りします。
オリンパスの特徴
オリンパスはパナソニックと同じマイクロフォーサーズという規格の映像素子(イメージセンサーという)を採用し、ミラーレス市場にいち早く参入したメーカーです。
他のミラーレス一眼より映像素子が小さい部類のものを使っているのでカメラが小型で持ち歩きやすいのが特徴です。
同じ映像素子を使っているのになぜパナソニックより人気があるのか考えると、
カメラのブランドが分かりやすい
オシャレで可愛いカメラが欲しい人向けのPENシリーズ、硬派で本格的なカメラが欲しい人向けのOM-Dシリーズで分けられているのがポイント。
なんとなくイメージが付くのは販売戦略上、すごく大事だと思います。
パナソニックも良いカメラを作っているんですが、カメラの名前がGやらGHやらGFやらGXという名前。
一目見てこのシリーズはこんなカメラって想像付くのが難しいですね。
宮崎あおいさんがかわいい。
カメラの性能関係ないじゃん!と言われそうですが、これもすごく大事だと思います。
少なくともアラサ―世代には
宮崎あおい=カメラ好きおしゃれ女性芸能人
の図式が出来上がっています。そんな宮崎あおいさんが使っているなら、と購入する人も確実にいるはずです。
強力な手振れ補正
カメラ初心者に一番必要なのは手振れ補正。
これは私が今までカメラを使っていて感じた事です。暗い場所でシャッターを切ったら手振れした失敗写真だった…
オリンパスは機種によって性能の差はありますが、現在販売されているすべてのカメラにボディ内手振れ補正を搭載していますのでレンズに関わらず手振れが効いて思い通りの写真になりやすいです。
ボディ内手振れ補正は特に動画を撮る時に特に効果を発揮します。こちらのいつもマイナーチェンジ!さんの記事がすごく分かりやすいですよ。
パナソニックに浮気できる
基本、レンズ交換式カメラはメーカーを変えるとレンズも全部使えなくなるので新しく買い替えないといけません(絶対に使えない訳ではないですが色々制約があります)
これには今までのカメラの歴史があるんですが、その制約がオリンパスとパナソニックにはありません。
この2つのメーカー間においてはメーカー関係無く好きなカメラに買い替えられますので安心ですね。
現行のカメラのラインナップ
種類を分けて性能順に紹介していきます。
OM-D E-M1 MarkⅡ
プロも使っていたりするオリンパスの最上位機種。連写速度はオリンピックなどでスポーツフォトグラファーが良く使用されているキヤノンの1DX MarkⅡに匹敵するもので、ほぼしゅ~的にはもはや凄すぎて良く分からない機種。
メーカーの最上位機種で、防塵・防滴・耐低温性も兼ね揃えていて、4K動画まで撮れちゃいます。
そんな性能に惹かれて重い一眼レフから乗り換えるカメラ好きな方もちらほら。
値段は正直、初心者お断りレベルです。
OM-D E-M5 MarkⅡ
E-M1 MarkⅡ程の性能はいらないけど強力な手振れ補正は欲しいし、防塵・防滴は欲しいし、出来るだけ小さいカメラが良い方はこちら。
ほぼしゅ~的にはこのカメラですらオーバースペックに感じてきます。
OM-D E-M10 MarkⅢ /MarkⅡ
オリンパスが良いけどPENシリーズだと可愛過ぎるんだよね、と感じる人にはこちらがおすすめ。
防塵・防滴は付いていませんし、手振れ補正も上の二つには負けますが十分な性能を持っています。
それでいてさらに小型に。
ファインダーが標準で付いてるのでオリンパスのカメラで子育てパパが本格的に写真を始めるなら値段もこなれている、このカメラからがおすすめです。
追記:EM-10 MarkⅢが発売されて、型落ちになりましたので今が最高にお得です!
PEN F
オシャレなカメラが良いけど性能にも妥協出来ない。お金もそこそこ出せます。
そんな方にはPEN Fがおすすめです。
防塵・防滴は付いていませんが、性能はE-M5 MarkⅡはほぼ同等でファインダーも付いてます。
それでいて画素数は他のカメラより高いので、写真を引き伸ばしてもOK。
PEN E-PL8
ちょっとデザインが女性的でPEN Fとは方向性が違いますが、カメラの質感も良く、この形を気に入った人が買うカメラなので細かい所は言いっこなし。
今まで紹介したカメラには性能で少し劣りますが、コンパクトですし、手振れ補正ももちろん付いてます。
この動画でも分かりますが、ファインダーが無いと日中の撮影は映像が少し見えづらそうですね。
ただ、外付けでファインダーを追加できるのでどうしても必要なら追加で買えばいいのかなと思います。
このカメラはそういうカメラ。
PEN Lite E-PL7
個人的には値段も手頃でE-PL8より少し軽くて性能もほぼ一緒。
デザインも気に入る様なら個人的にはこちらがおすすめです。
カメラの予算を少なくしてその分、レンズを一つ購入する方がカメラを楽しめるんじゃないかな。
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オリンパスの純正おすすめレンズ
自分だったらこの中から選んで買っちゃうな~というレンズを紹介します。
9mm f8 フィッシュアイ ボディキャップレンズ
レンズといって良いのかすら分かりませんが、厚さ9mmの極薄レンズ。
名前のごとく、カメラにつけるボディキャップのように付けっぱにしておけるレンズです。
さらに魚眼レンズでもあるので一風変わった写真も撮れます。
旅行に行くときあるとすごく重宝するはず。
そしてとにかく安いです。新品でも1万円あれば余裕でおつりが来ます。
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
標準のズームレンズキットに1つレンズを加えて、一眼らしい背景ボケを楽しみたい方はこちら。
そこそこボケて値段も手頃。被写体にも近づいても撮影できるので使いやすいです。
いわゆるズームの出来ない単焦点レンズの良さが分かるはず。
M.ZUIKO DIGITAL 30mm F3.5 Macro
軽くて安くてレンズにぶつかるくらいまで接写できるレンズです。
人を撮るのがメインだとボケが少なくて物足りないかもしれませんが、食べ物や花など近づいて撮影する時にこのレンズの真の能力が分かるはずです。
PROレンズ M.ZUIKO DIGITAL 12-100mm F4.0 IS PRO
このレンズだけ完全に初心者向けレンズでは無いですね。
上級者向けカメラを除き、このレンズの方がカメラより高いという…。
ただ、広角から望遠までカバーしつつ、そこそこ明るいレンズで、強力な手振れ補正まで付いています。
このレンズ1つで大抵のものが撮影できるんじゃ?と思わせてくれるレンズです。
さらに写りがシャープでキレイに写真が撮れて言う事なし。
上で紹介したいつもマイナーチェンジ!さんでもこのレンズが使われていますね。
お金があれば買っちゃいますよね。お金があれば…。
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ほぼしゅふブロガー的まとめ
特にメーカーにこだわりが無ければカメラが小型で手振れ補正の効くオリンパスかパナソニックから選ぶのがいいとほぼしゅ~的には思ってます。
映像素子が他のカメラより小さいと言っても素人目には小さい写真やブログくらいの大きさなら仮に凝視しても私には全然分かりません。
カメラのスペックに惑わされずに、好きなデザインやカメラを持ってみた感触、撮った写真の色味などで選ぶのが後悔しないカメラ選びのコツだと思っています。
この記事読んだ方が自分にとって最良のカメラが見つかる事を祈っています。