この間、車を譲った話をしましたが、その時に車検証の手続きはしましたが自賠責保険の名義変更はしなかったんですよね。
そこで自賠責保険の名義変更をしないと事故を起こした時にお金が支払われないかについて説明していきます。
スポンサーリンク
名義はそのままでも大丈夫
自賠責保険は名義では無く、車に付いているものなので仮に名義変更をしないまま乗っていて加害者となってしまった時にも自賠責保険は補償されます。
ただ、名義変更をした方がお支払いの時にスムーズになるので保険会社としては推奨しているようです。
ちなみに中古車を購入した時は特に何も言わなければ、その販売店名義のままになっているはず。
中古車はすぐ乗りたい方も多いので、名義変更まで待っていると納車まで時間がかかるのが主な理由です。
自賠責のマメ知識
せっかくこの記事を見て貰ったので知っておいた方がよい話をまとめておきます。
自賠責保険は対人のみ
意外と知らない人も多いと思うので。
自賠責保険は対人補償のみで最高3000万円までです。
3000万円も出るなんてすごい!なんて思ったあなた、危ないですよ。
収入の多い方や若い方を死亡や重度の後遺症を負わせてしまったら普通に億単位の損害賠償請求をされますよ。
自賠責保険では全然足りません、人生終わりますよ。
そうならない為に高いお金を払って任意保険に入るわけです。
飲酒運転など法令違反で被害にあった時
不幸にも事故にあった時に相手が飲酒運転をしていた。
もしくは無免許運転での事故など。
信じられませんが、よくニュースにもなりますよね。
そんな時は保険金は支払われるのか、答えは対人に対してのみ支払われます。
これは自賠責保険も任意保険も同様です。
なぜか?
対人だけは被害者の救済の観点から支払われる事になっています。
ただし、任意保険の場合は保険対象者でなければなりません。
もちろん対物は補償外です。当たりまえと言えば当たり前ですが。
ひき逃げ、自賠責保険に加入していない車に被害にあった時
車検を受ける時には自賠責保険が必要なので、車検をしっかり通していれば全く問題がありませんが、車検を通していないで走っている車が走っている場合が実はあります。
もしくはひき逃げ被害に遭って相手が分からない時があります。
この様なときはもちろん自賠責保険から保険金は貰えません。
しかし、政府で自賠責保険と同様の最低限の金額を補償してくれる制度があります。
どうしても困ったときは保険会社が窓口になっているので問い合わせてみると良いでしょう。
スポンサーリンク
ほぼしゅふブロガー的まとめ
話が脱線しましたが、自賠責保険の名義は最悪そのままでも大丈夫です。
ただ問い合わせれば名義変更出来ますので、車を知り合いなどに手放す時は名義変更してあげた方が親切だと思います。