1人目と2人目は将来の学費の備えとしてソニー保険の貯蓄型の学資保険に加入しています。
今回、3人目は「あえて」学資保険ではなく、変額保険に加入することにしました。
リスクのある商品なので全ての方にオススメできる訳ではありませんが、1つのケースとして参考にして頂ければ幸いです。
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この記事の目次
そもそも学資保険って?
学資保険とは子どもの教育資金を用意する為の保険で、決まった保険料を払い込んで満期を迎えたときに保険金を受け取る事ができる保険です。
受け取る時期は保険会社の保険内容ごとに異なりますが、おおよそ中学、高校、大学入学等の入学金や学費としてお金が欲しいタイミングで保険金が貰える内容になっています。
学資保険のメリット
私は銀行から保険料を毎月定額で引き落とされるようにしていますが、半強制的にお金を払う事でいつの間にかお金が貯まる仕組み作りが出来ます。
また「保険」なのでお金を支払っている親が万が一災害や疾病などで死亡や大きな障害を負ってしまった時にはそれ以降の保険料を免除されて保険金を受け取る事が出来るのが銀行等に預ける「貯蓄」と違う所です。
学資保険のデメリット
デメリットという程ではありませんが、お金に困って等の理由で満期前に解約すると間違いなく払った保険料の合計以下の金額しか貰えない「元本割れ」になります。
あくまでも保険はいざという時に手を付けないで済む様に、万が一の時に必要な金額は銀行などすぐに引き出せる金融機関などに預けておく事が大切です。
また学資保険は満期の時に貰える金額が決まっています。
しかしお金の価値は年々変化しています。
例えば現在ハンバーガーが1個100円だとして20年後にハンバーガーが120円になっていると仮定すると、お金の価値は現在より下がってしまい、いわゆるインフレに変化します。
日本は今まで物価はもちろん、教育費も年々上がっていますので学資保険の満期の時に必ずしも得するとは限らないのです。
ソニー生命にした理由
私の場合は何年かに分けて保険料を貰うより、子どもが大学入学時に出来るだけまとまった金額が欲しいと考えていたので、1人目と2人目はそのタイミングで貰えるプランがあって返戻率も高めのソニー生命の学資保険のⅡ型にしました。
ちなみに、貰える金額とタイミングを出来るだけ遅らせた方が保険金の返戻率が高くなりますので、そのご家庭の考え方で決めると良いでしょう。
変額保険とは
変額保険は簡単に言うと満期に貰える保険料が変動する保険の事です。
払った保険料で保険会社が国内外の株式や債券などの値段が変動する金融商品で資産を運用します。
その運用結果が良ければ満期を待たずに自分の貰いたい額に到達する事もありますし、運用結果が悪ければ払った保険料以下の元本割れになりますのでハイリスク・ハイリターンの商品と言えます。
ただ国内か海外か、株式か債券をどういう割合で運用するかは自分で選べるのでリスクをあまり取りたくない人は債券などの運用の割合を多くすれば良いでしょう。
また契約した後でもいくらでも運用先は変更する事が出来ます。
3人目の子どもは変額保険を選んだ理由
3人目も同じ内容の学資保険でも良かったのですが、あえてリスクのある変額保険にしました。
インフレに備えて
上述しましたが、将来のインフレに備えて出来るだけお金を増やしておく事が必要だと考えたからです。
お金を少し投資に回したかった
少しずつお金を投資に回して投資の勉強をしていきたいと考えていたので、死亡保障が付きながら積極的にお金を増やす事もできる変額保険はウチにぴったりでした。
ちなみに、死亡保障などが既に生命保険などで十分賄われているなら素直に投資信託などでお願いするのも手です。今はNISAなどで非課税で投資する事が出来ますからね。
3人目なら元本割れしても最悪なんとか出来る
1人目や2人目は計画的にお金を用意しておきたいと考えていました。
3人目で子どもは最後と考えているので、最後なら貰える保険金が想定より下回っても最悪お金はなんとか出来るかなと(笑)
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ほぼしゅふブロガー的まとめ
将来の子どもの教育資金をどうするかは親にとって大きな悩みの1つです。
うちは現在私しか働いていないので、最低限の貯蓄しか出来ていませんが、学資保険は児童手当から捻出しています。
ただその保険料で貰える保険金だけでは大学入学後の費用には全然足りません。
うちの場合は大学入学までは日々の収入でやりくりしつつ、子どもが小学校の間の経済的に余裕が出てくるであろうタイミングで保険金で足りない分の教育資金を用意しようと計画しています。
特にリスクを抱えたくないけど銀行に預けておくのもなぁ…って人は学資保険ですが、出来るだけ早く投資の勉強をしようと考えている方は1度検討してみてはいかがですが?