富士フイルムの望遠レンズについて検討していましたが、XC50-230mmを購入しました。
このレンズ、あまり明るいレンズではありませんが、値段の割りに良い写りをすると評判が良いです。
実際に試し撮りした印象では、条件が整えば評判に違わぬ描写をしてくれるレンズだと感じました。
XC50-230mmの外観
今回、私が購入した色はブラックです。
XCレンズはプラスチック製(リングはゴム製)なのでレンズに触るとXFレンズとの質感は圧倒的に違います。
こだわり派の方にはちょっとオススメしずらいレンズではありますが、その分リーズナブルで軽いと思えばアリかなとは思いますけどね。
XCレンズを使用する上での注意点
XC50-230mmはレンズで絞り値を変更することが出来ないので、カメラの方で変更する事になります。
また手振れ補正が搭載されていますが、レンズ側に手振れ補正のON/OFFスイッチが付いていませんので、三脚を使用する時などはカメラの設定から手振れ補正をOFFすることになります。
X-T2に取り付けてみた
X-T2に取り付けた場合には、レンズが重くなりすぎず、ちょうど良いバランスです。
広角端と望遠端を比較してみました。
さすがに望遠端で撮影する時の姿はちょっとバズーカ砲っぽいですね。笑
ちなみにフードを付けた状態はこんな感じ。びよ~ん。
試しに彼岸花を撮ってみた
家の近くに咲いている、シーズン終わりの彼岸花を撮影してきました。
アゲハ蝶が蜜を吸いに来ていたり。(なんか作例っぽい写真撮れたぞ…!)
望遠端で目いっぱい寄った写真。背景を整理したい時に望遠レンズは良いですね。
XF35mm F2と比較してみる
一緒に持ってきたXF35mmF2でも同じ様な構図で撮ってみました。
こちらはXC50-230mm (焦点距離153mmのF10)
こちらがXF35mmF2(もちろん焦点距離35mmでF9)
望遠レンズ特有の「圧縮効果」がよく分かりますね。
ブログの小さい画像だと、パッと見そこまで違いが無い様に見えますが、拡大すると画質はさすがに単焦点レンズに軍配が上がります(当たり前ですが)
それでもズームレンズでこれだけの写りをするなら、個人的にはコスパが良くて合格点です。
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ほぼしゅふ的まとめ
今回は日中の動きの無い被写体ということもあり、レンズの写りは良かったです。
これが暗い室内になると、F値が大きくて暗いこのレンズはISO感度を上げざるを得なくなるので、ちょっと厳しいかもしれません。
個人的にはX-T2ならISO12800まで許容範囲内なのでなんとかなるかな…?といった感じです。
- 屋外で使うことが大半
- あまり望遠レンズを使う事も多くない
- 軽くて安いレンズの方が良い
という理由でXC50-230mmを購入しましたが、私と同じ様な使い方をする人にとってはリーズナブルなこのレンズがベストかも。
見た目で選ぶなら安っぽく見られないブラックですが、出来るだけ安く購入したい方は、X-A2のレンズキットとして中古品が多く出回っているシルバーもおすすめですよ。
FUJIFILM 超望遠ズームレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
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