私のライフスタイルに必要な収納力と機能性を兼ね備えたカメラバックは何か、と考えてたどり着いたのがピークデザインのエブリデイスリング10L。
以下で悩んだ競合製品と比較して選んだ理由や使ってみた感想について書いているので、悩めるカメラバック難民の方の参考になれば幸いです。
子育て世代に必須なのはバックパック
前提として、子供がいる方がまず検討すべきなのは肩掛けのメッセンジャータイプではなくバックパック。
出かける時にはカメラ以外に子供のおむつ、おしりふき、飲み物、車で出かけない時は替えの洋服と下着などが必要です。
そうなると大容量のバックパックが何よりも一番。
もしまだバックパックを持っていないなら先に1つ用意することをおすすめします。
バックパックだとカメラの出し入れに苦労する時も
やっぱり子どもと居るとカメラを首からぶら下げていると邪魔になるもの。
かと言ってバックから頻繁にカメラの出し入れをするのは面倒臭い時も。
そんな時にはバックパックよりも肩掛けのメッセンジャータイプの方がカメラの出し入れがしやすくて便利なんですよね。
そんな理由でバックパックと使い分けられるメッセンジャータイプのカメラバックを探し出しました。
メッセンジャータイプのカメラバックを購入する上で検討した他の商品
私はピークデザインのエブリデイスリング10Lを購入しましたが、買う前に悩んだ他のカメラバックについて。
私の場合は「子供と出かける時に最適なカメラバック」という観点で選んだので、使う用途によっては以下で紹介した商品の方が合うのではないでしょうか。
マンハッタンポーテージ
メッセンジャーバックというと想像するのがマンハッタンポーテージ。
実はカメラバックも出しています。
街に溶け込むデザインと気軽に持ち出す携帯性を考慮するとアリなんですが、もう少し収納が欲しかった。
MOUTH バケットマウス
とにかく色の種類が豊富で、好みが色が選べるのが嬉しいカメラバック。
ピークデザインと最後まで購入を悩みましたが、選ばなかった差は一時的にカメラを中に入れなくても外側に固定できるピークデザインのキャプチャーとの機能性の差。
シンプルにカメラバックに出し入れするだけならMOUTHでもなんら問題ないかと思います。
見た目もMOUTHの方がかわいい系なのもポイント。
エブリデイメッセンジャー15L
機能性とデザインが融合したデザインが特徴のピークデザイン。
メッセンジャー15Lは私の想定よりちょっと大きくて高価、これならバックパックで良いかな?と感じました。
カメラバックをメッセンジャーバック1つで運用したいならこちらの方が良いでしょう。
エブリデイスリング5L
仲良くさせて頂いている神戸ファインダーのAkiさんがエブリデイスリング5Lを使っているのを見て、とても使い勝手がよさそうで検討しましたが、私には5Lよりもう少し収納力がある10Lの方が向いているなと思って断念。
旅行のサブバックとして使う場合や、ちょっとしたカメラ持ちながらの散歩なら5Lで十分だったかな~と10Lを購入してから思ってます。
色をジェットブラックにした理由
エブリデイスリング10Lには現在チャコール、アッシュ、ジェットブラックの3色。
購入する前はその中でも明るくてかわいいアッシュにするつもりでしたが、持っている服とのバランスや無難さを求めて直前にジェットブラックに変更することに。
確かに無難なんですが、見た目は一面ブラックなので一番地味かも。笑
エブリデイスリング10Lの外観
包装紙からしてカッコイイ。
バックの表面を手で触るとザラっとした質感で水を弾いてくれる感じ。
チャックも防水仕様でちょっとした雨なら心配する必要はなさそう。
全面のポケットはチャックで開かないように出来る
上の写真の様にロックしてチャックが開かないように出来るので、全面のポケットに貴重品を入れて移動していても落とさないので安心。
こういう細かい部分まで良く考えられています。
ジェットブラックの場合はタグの部分も全面ブラック。
ロゴが目立つバックが嫌な方には良いですね。
手持ちもできるのが嬉しい
メッセンジャーバックを肩掛けする程でも無いけど、ちょっと手持ちしたい時ってあるんですよね。
エブリデイスリング10Lなら手持ち部分が付いているので持ち方の選択肢を用意してくれているのが嬉しい所。
もちろんしっかりとした作りなので安心ですね。
肩掛け部分のストラップ
ナイロン製の肩掛け部分はピークデザインのカメラストラップと同じ素材。
程よい光沢感とナイロンによる滑りやすさは長さを調整する際にも役立っています。
ストラップ部は写真の金具部分を引っ張ることで簡単に長さを調節出来るのがすごく便利。
歩くときは身体に密着するように短く、カメラバックの中身を取り出す時には長く、という動作をフレキシブルに対応可能で使いやすいです。
実際にエブリデイスリング10Lを背負ってみた様子
男性でも女性でもそこまで大きくはないかなという印象です。
中に詰められるだけカメラ機材を詰めて長時間背負う場面では肩への負担を感じるかも知れません。
エブリデイスリング10Lの収納について
メインの収納部分について。
仕切り用のパーツが面白くて、仕切り部分を1段にしたり2段にすることが出来ます。
望遠レンズやペットボトルを入れる時はそのままで、レンズを2つ収納したい時は折って2段みたいな感じで。
私の場合、普段はカメラ+子どもの荷物(おしりふき、おむつ、着替え)を持ち運びますが余裕です。
カメラ機材の場合はレンズを装着したカメラと別に最高でレンズ4本までは収納できます(望遠レンズなら-1本)
iPadや雑誌などを収納する部分も。
私の13インチノートパソコンでは収納できてもチャックが閉まらないので、ノートパソコンを持ち出す時にはバックパックを使用しています。
メインの収納上部にはちょっとした小物を収納しておけます。
バッテリーやフィルム、レンズフィルター(小さいやつなら)などを入れておけますので、カメラバックで良くある「あれ?どこに入れたっけ?」が減らせます。
外部分の収納もちょっとした小物を入れておけますし…
上の写真のようにベルトを緩めれば…
前のベルト部分を開けば500mlのペットボトルを横にして入れておくことも可能。
この部分がエブリデイスリング5Lとの収納力の差を感じますね。
その代わり、ベルトを長くしておくと弛んだ部分が引っ掛かりやすくなるので普段はベルトを短くしておく方が安全です。
キャプチャーを別途用意することで世界が広がる
ピークデザインのキャプチャーという製品を使うことでエブリデイスリングの真価が発揮されます。
エブリデイスリングにはバックの両サイド部分にキャプチャーを装着する部分があらかじめ用意されています。
こちらにキャプチャーを装着することで、写真のようにカメラを一時的に固定させておいたりレンズ交換をすることが出来て便利なんです。
レンズ交換はちょっと慣れが必要ですが、バックの中に入れなくてもカメラを固定できるのってこの上ない心地よさかも…。
キャプチャーがあることで首からストラップを掛けなくてもハンドストラップを装着して撮りたい時にサッとカメラをキャプチャーから取り出して写真を撮る、という撮影スタイルがメッセンジャーバックでも可能になります。
エブリデイスリングを購入するならキャプチャーもぜひ一緒に買ってほしい。ちょっと高いけど。
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ほぼしゅふ的まとめ
私のような子育て世代の方が使うには弱点らしい弱点が見つからないメッセンジャータイプのカメラバックです。
使い勝手も良く考えられていますし、見た目もクール。
子離れしてきたらもう少し質感に拘った革製品なんかも気になってくると思いますけど、今は必要にして十分な機能が備わったピークデザインを使うことでカメラバック沼からは回避できそう。
10Lは価格も2万円近くしますが、お値段以上の価値は感じられるので予算の都合が合えば是非ピークデザインのエブリデイスリングをおすすめしたいですね。