ブログについて

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好きなカメラ(主に富士フイルム)や写真、ときどき子育てについての情報を発信しています。

X100V

X100Vハンズオン、常に持ち出したくなる最高の相棒になりそうな予感。

色々ありましたがついに発売されたX100V。

発表された姿を見た時は正直「う〜んX100Fの方が良くないか?」とも思ったものですが、実際に触っている動画を見ているとこれは良いカメラに仕上がっているという確信に変わり、いつの間にか手元に届いていました。

もう最高、幸せ、みんな買うべき。

で今回は終わっても良いかと思ったんですが幸せのお裾分けを兼ねてファーストインプレッション的な記事を書いてみました。

X100シリーズは殆ど触ってこなかった富士フイルムユーザーの意見として参考にしていただけると幸いです。

X100Vを購入した理由

只々ルックスがかっこいいから。

これ以上どんな理由があるのでしょうか。

もちろん、レンズのリニューアルや防塵・防滴仕様への変更という購入の動機になる部分もありますがそんなものは飾りです。

絶対に必要なカメラではないけど欲しくてしょうがないから買う。

ほぼしゅ~
好きに理由は要らないよね?

あともう1つだけ理由があるとすれば、東京オリンピックに観戦に行く予定なのでその時の写真を見返した時に思い出に残るカメラを持って行きたい

そう考えた時に1番に思い浮かんだのがX100Vでした。

首からぶら下げてる姿を撮って貰ってもかっこいいですからね(カメラが)

※執筆時点では東京オリンピックの開催もコロナウイルスの影響で危うい状況ですが

外観について

X100Fとの外観の違いなどはこちらにまとめてあるのでそちらをご覧ください。

ひと目でX100シリーズと分かる外観ですが今までよりも角張っている?と、届くまでは思っていましたが全体を見回すと曲線も適度に配置されています。

 

なんと言っても前面窓枠付近からR部分にかけての一体感のある処理。

この部分だけでX100Vユーザーと語り合いたいくらい好き。

X-Pro2でも似た様なこと言った気がするけど最高だからしょうがない。

グリップのデザインもX100fの良かったかな〜と思っていましたが使ってみると意外に握りやすいんですよね。

浮き出ている部分が絶妙な段差になっていることで指に引っ掛かりが出来ていて良く考えられています。

 

X100VではISOを変えるときにシャッターボタンを1度持ち上げるだけ。

指で上につまみながら回さなくても数値を変更できるのは地味に便利。

その代わりダイアルのクリック感はなくなりましたね(シャッタースピードの方はある)

軍艦部も最初からボディ同色のシューカバーが付属されていますし(X100Fにはなかった)Fnボタンの印字がなくなったことでシンプルに仕上がっています。

 

背面も十字ボタンが廃止されました。

背面のディスプレイがタッチパネルになったことで補う形になりますが慣れが必要。

ですがファインダーを覗くとディスプレイが操作できないX-Pro3に比べると使い勝手が良いでしょう。

ほぼしゅ~
タッチパネルも富士フイルムで最初に搭載されたX-T20などと比べると操作も格段に進化しているので安心です

ディスプレイをチルトさせる時は背面の左下の部分を引っ掛けて動かしますが、すこし面倒臭いかも。

この辺はX-Pro3の方が使いやすい印象ですが、チルト式に見えない様にするデザイン面が重視されたのでしょう。

ファインダーを覗いて撮影するのがメインでチルトも出来たらいいかなくらいの私にとってはちょうどいいかな。

背面の上部が少し斜めにカットされています。

この部分は地面に対して垂直な方がデザインとして納まりが良いと思うのですが、グリップと同様にボタンやダイアルが使いやすい様に傾斜にしてあるんじゃないかな。

デザイナーのスッキリとした見た目にしながらも使いやすくしたいという意図を感じるので好感が持てます。

 

あえてイマイチな点を挙げるとするなら、三脚穴が光軸からずれて配置されていること。

ずれて配置されていることで三脚に固定したときにバッテリーが交換できない点でしょうか。

X100Vで頻繁に三脚に取り付けて撮影する人も少ないのかも知れませんが、かなり不便です。

作例写真(クラシックネガ)

まだ200枚とかそれぐらいしか撮っていないのでその中の1割の20枚を。

フィルムシミュレーションはクラシックネガで写真によっては設定を少し変えていますが全て撮って出しになります。

ブログ用に圧縮するのが残念なくらい細かい枝の1本1本まで良く写ります。

これがXシリーズ共通の認識なのかX100V特有のものなのかは分かりませんが。

上の川の写真の草に付着している水滴まで克明に解像されていて驚きました。

リングフィットやってるお兄ちゃん

室内で撮っても印象的な写真になるんですが、普段使うクラシッククロームなどと比べると色味がこってりになりやすい感じ使う場所を選ぶ印象。

暗いとシャドウに青緑色が被ってくるのもあって人を撮る時には出来るだけ明るい場所で撮った方がいいかな。

この辺はもう少し設定を煮詰めたいところ(もしくは素直にクラシッククローム使うかも)

上の写真のように乱雑な背景だとボケ方が気になる場面もありますが、ボケのキレイさは総じて可もなく不可もないといった感じ。

特に気になる感じではありません。

普段スローシャッターなんて殆ど使いませんが、NDフィルターを装着しているX100Vではこんな写真も簡単に撮影可能。

ただしNDフィルター機能をそのままOFFにするのを忘れてしまって次の撮影の時に戸惑うことがあるので注意が必要です。

メモ

NDフィルターがONの時はディスプレイ左上にNDと表示されるので要確認

 

このレンズを使って驚いたのは質感描写の表現が豊かなこと。

上の様な写真って私の所有している中ではツァイスレンズが得意としているイメージですが、それに引けを取らない写りをしてくれます。

好きか嫌いかで言えばかなり好きなレンズですね。

 

普通に使えば35mmというスナップに適した画角で、ちょっとしたお出掛けにはちょうど良い。

 

こっちはハイキーで

いつも撮る場所をX100Vで

RAWでは記録している時には使えませんがデジタルテレコンにも対応していて50mm70mmのカメラとしても使えるのが嬉しい。

厳密には大きい画面でみると若干荒いかな…?という印象ですが全然悪くないです、むしろ良い。

絶対にRAWで記憶しないと気が済まない方以外は積極的に使ってみて良いと思いますよ。

ほぼしゅふ的まとめ

安い買い物ではありませんでしたが、購入して充足感に包まれています、最高。

これから一緒に色々な景色に出会えるかと思うとワクワクしてくる、でもそんな気分にさせてくれるカメラって実はそんなに多くないんですよね。

選択肢の1つとしてX100Vは見た目と撮れた写真の両面から所有者を幸せにしてくれるでしょう。

気になっているなら悩む時間がもったいないので早く買ってしまった方が良いと思う、本気でそう思えるカメラです。



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