富士フイルム用のストロボを検討してGODOXのTT685Fと送信機であるX1T-Fを購入しました。
▼ストロボを検討した記事はこちら▼
先に書いてしまうと弱点らしい弱点がなく、富士フイルム用に初めてストロボを買うならこれで問題なし。
以下、簡単な操作方法など買う前に気になる部分についてまとめたので良かったら読んでみて下さいね。
TT685FとX1T-Fの外観をチェック
見た目の高級感などはなくプラスチッキーな外観ですが、ストロボに質感は求めてないので個人的には問題ないです。
どちらも単三乾電池が必要でTT685Fは4本、X1T-Fは2本必要になるので出来れば充電地を用意しておきましょう。
▼私はamazonのコレを使ってます▼
TT685FとX1T-FをX-Pro2に装着した写真を撮って比較してみました。
ストロボのデカさが伝わってきますか?
なんかプロのカメラマンっぽくなりますね。
どちらもしっかり技適マークつき
中華ストロボは技適マークが付いていないモノが多く、心配される方も多いかと思います。
こちらのストロボは写真の通り、どちらにもしっかり技適マークがついていますので安心して使うことが出来ますね。
機能性はとても良いです
ストロボのヘッドは360度回転しますし、縦に90度動かす事も可能。
という事はカメラを反対に持てばどの角度にも光を当てて写真を撮ることが出来るということ(無理やり)
例えばブツ撮りを真上から撮る時に(商品の影を消すために)ストロボを天井バウンスしたい時でも簡単にできるのでとても便利です。
ワイドパネルやキャッチライトパネルもストロボに付属しているので他のメーカーと同等の使い方ができますよ。(LEDライトは付いてないです)
TT685Fの操作方法
ストロボを光らせるだけなら説明書を見なくても問題なく使えると思います(そもそも英語と中国語で読めないんだけど…)
- 電源スイッチをONに入れる
- 液晶画面が緑色ならそのまま、赤い状態なら⑦ボタンを押して緑色にする
- ②ボタンでマニュアル発光かTTL発光なのかを選択
- ③ボタンとダイアルでストロボの照射角を調整(任意)
- ④ボタンでストロボの発光量(TTLなら露出)を設定
これでとりあえずストロボ撮影が可能になります。
⑤と⑥のボタンはストロボを複数使用したライティングをする時のグループ分けなどに使用します。
ワイヤレスで使う時は?
ワイヤレスで使う時にはまず⑦のボタンを押します。
何度か押していると、液晶画面が写真のように赤くなり「SLAVE」と書かれたモードに。
この状態でX1Tやマスター機能のあるストロボから送信することで発光させる事が可能となります。
X1T-Fの操作方法
X1Tはもっと簡単。
- 横の電源をONに
- ダイアルを回してグループを決める(1つだけならAでOK)
- 電源をONにして「MODE」ボタンを押す⇒ダイアルを回してTTLかマニュアルかを選択する
- 「GR」ボタンを押す⇒ダイアルを回してストロボの明るさ(TTLなら露出)を決める
これでストロボ側が「SLAVE」の状態なら発光するはずです。
もし使っている途中で光らなくなったときは、X1Tがスリープ状態になっている可能性があるので何かボタンを押してみてスリープ状態を解除して下さいね。
これ、結構あります。
カメラ側の設定も忘れずに
当たり前ですが、カメラ側の設定もしっかり行わないとストロボは光りませんので注意しましょう。
- シャッターはメカシャッターになっているか
- フラッシュ設定で「発光禁止」になっていないか
- 電子音&フラッシュがONなっているか(X70などの旧製品のみ)
あれ?ストロボが光らないぞ?と思ったらまず確認しましょうね。
TT685Fを使ってみて感じたこと
このお値段で他のストロボで出来る事はすべて出来ますし、使っている分には悪い所は見当たりません。
良くワイヤレスでストロボを使っているとたまに発光しない現象が起こったりするのを聞きますが、現在1000カットほど使ってみた限り、室内で使う分には1度も不発にはなりませんでした。
※もしかしたら電波が飛び交っている都会の街の中で使ったら、電波が混線して使えない事もあるかも知れませんがそういう用途で使う予定が無いので検証できません、ごめんなさい。
あえて欠点を挙げるなら
機能満載、コスパ良しと不満の無いTT685Fですが、あえて欠点を挙げるとしたら
- 他のストロボと比べても大きい
- 壊れた際の保証
の2つでしょうか。
他のストロボと比べても大きく重い
詳しくは「富士フイルムでワイヤレス発光させるのにおすすめのストロボまとめ」で他のストロボと比較していますが、やはり大きい重いです。
私の場合はブツ撮り、かつワイヤレスで発光させることが目的で購入したので気になりませんが、カメラのホットシューの上に接続して使うと威圧感もスゴイです。
ここまでガイドナンバーが大きくなくても良ければ他のストロボも選択肢になってくるでしょう。
壊れた際の保証
中華系のストロボはコンデンサーに不安があるという意見も良く聞きます。
私はAmazonで購入しましたのが、並行輸入品になると思われますのでもし壊れたら修理というよりは買い直しになりそう。
その代わり他よりも低価格な事がメリットになるので、修理代で新しいストロボを買えると思えれば問題無いかなと思いますね。
購入する前に注意すること
購入する前にX-T2のホットシューに付ける時には引っ掛かりが出来てキズができるというのを見たのでエツミのホットシューアダプターを購入しました。
コレをストロボとカメラの間に噛ませる事でカメラ本体にキズを付けない様にするという算段ですね。
確かに私のX-T2でも引っ掛かりが生じていたのでコレを付けていましたが、コレを付けるとTTLを使用する事が出来ない ので注意です。
ちなみに他に所有しているX-Pro2やX70ではそこまで引っ掛かりはありませんでしたので問題無く使えるはずですよ。
ただ、X1Tを付ける時にそのままつけると、写真の様にシャッタースピードなどのダイアルとX1Tとの間にスペースが殆ど無く、使いにくいので、マニュアル発光で問題無ければコレを間に噛ました方が操作性は良くなります。
操作性かTTLかで選ぶと良いでしょう。
ほぼしゅふ的まとめ
GODOXのストロボまとめ
- 特に使って不満も無く、機能性とコスパが最高のストロボ
- 出来るだけ安くてガイドナンバーが大きいストロボが欲しい人にぴったり
- 中華ストロボに抵抗感が無ければ絶対におすすめしたい一品
「普段は室内で使うぐらい、だからストロボにあまりお金掛けたくないんだけど、どれがオススメ?」と言われたらこのストロボが絶対におすすめです。
正直もっと早くストロボ買っておけば良かったなと後悔してますから。
室内での写真撮影の幅が広がりますし、写真自体のクオリティも間違いなくアップします。
レンズに投資するのも良いですけど、ストロボ1つ買うだけで想像以上に世界が変わるので持っておいて損はないですよ!
まだ持ってない方は買っちゃいましょう!
▼今回使用したのはこちらです▼
▼もっと画面が大きくて分かりやすい送信機が良い!と言う方はこちらも良いかも▼