モバイルボヘミアンを読んでる途中なんだけど、脳が沸騰する感覚になる。なんて本なんだ!
— ほぼしゅ~@ほぼしゅふブログ (@hoboshu) June 11, 2017
この本を途中まで読んでツイートした文章ですが、すごい興奮していますね。
読了した今も興奮しています。
今回は本田直之さん、四角大輔さんの二人の共著である「モバイルボヘミアン」を読んだ感想を書いていきます。
この本は
- 会社で働いて会社に管理されている事に疑問を持っている人
- 「楽しい」と思える仕事、生き方をしたい人
- これからの人生を新しく「デザイン」していきたい人
にはこれまでの意識を変えてくれるはずですよ。
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この記事の目次
そもそもモバイルボヘミアンって?
本の中では「モバイルボヘミアン」をこう定義しています。
モバイルボヘミアンとは、仕事のために生きるのではなく、自分の好きなことをライフスタイルの中心に据えながら、旅するように働き、暮らす、自由な生き方のこと。
「自分らしくいられる時間を出来る限り長く持つための方法」であり、「仕事、表現、生活のクオリティを極限まで引き上げるための考え方」とも言える。
とは言っても正直、モバイルボヘミアンという単語にいまいちピンと来なかったんですが、読み始めて納得しました。
要は自分の持っているスキルや趣味を通して仕事という垣根を出来る限り排除して、ライフスタイルそのものを仕事にする事を提案しているんです。
この力を高めれば好きな場所に住みながら、自由なライフスタイルを仕事にしながら人生を送れる、という訳です。
そんなんムリ!と思った方
ええ、私も読み始めた時はそう思いました。
ライフスタイルを仕事に?
どうやって?
自分がそんな生活を送れる様になるなんて想像も付かないぞ?
と。
この本の良い所は1人で書いた本では無く、共著という形でモバイルボヘミアンになるためにしてきた二人の具体例を踏まえて書かれている事です。
でもこの人達は特別な人じゃないの?って思った方
確かに本田直之さんは経営者ですし、四角大輔さんも元々は何人もの有名アーティストを抱えた音楽プロデューサー。
普通の人ではありません。
ありませんが、お二人とも以前は会社勤めをしながら長い年月を掛けて今の生活を送る為の準備をしてきました。
そのノウハウを自分に応用していけば良いんですよね~。
何もお二人と同じライフスタイルを送る必要はなく、自分にしかない、自分にしか出来ない生き方を作り上げて仕事の垣根を無くして行けばいいんじゃないかな。
今までとこれからの時代
今までは大手企業、公務員で働いていれば一生安泰と言われてきました。
今でも年輩の方は信じて疑わないかもしれません、しかし今の現状を見れば分かる通り、大企業にいても定年まで働けるか分からないですし、AIの発達で人間の労働力が必要ない職種がどんどん出てきています。
証券会社のトレーダーなど良い例でしょう。ゴールドマンサックスなど600人いたトレーダーが今や2人しかいないそうですよ。現在はコストの掛かる職種からAIが導入されていますが、それが末端の簡単な作業を行う職種にまで及ぶようにになるのは時間の問題でしょう。
これからは会社に精神的、経済的に依存するのは危険だし、そんな人材を必要とされない時代に突入しています。
来たるべき時代にどうなっていたいか?についての一つの答えを記しているのが本書でもあります。
あなたは会社に管理されたいですか?
会社で働いているという事は、その会社に働きに行ける範囲の場所に「縛られ」ますし、時間も定時まで「縛られ」ますし、お金も副業禁止の会社はまだまだ多いですから「縛られ」る事に知らず知らずの内になっているんですよね。
もちろん、その場所にいるのが最高に幸せならそれでも良いですが、私はその気になったらどこにでも行ける自分になっていたい。会社に人生のすべてを管理されたく無いんですよね。
この本を読むまで現在の生活にそこそこ満足していたので、そんな気持ちがある事をすっかり忘れていました。
独立心が強いんですよね、私。
モバイルボヘミアンになるには
本書ではモバイルボヘミアンになるためにはしっかりとした準備が必要だと説いています。
しっかり準備してからでないと、途中で経済的に立ち行かなくなって挫折してしまうから。
著者も今まで何人もそういう方を見てきたそうです。
それぐらい困難な事でもありますが、この本では実際に何をしていけば良いか具体的な方法や考え方が書いてあります。
その中でも私がとても気に入ったのがこちらです。
専門スキルと好きなことを掛け算してオリジナリティを生み出す
自分が会社員という雇われの身である内にビジネスに必要な専門スキルを会得し、そこに自分の趣味や好きなものを組み合わせて自分にしか出来ない仕事を作り上げていく。
例えば本の中では不動産業という専門スキルにハワイとサーフィンが好きな人の話がありました。
サーフィンが好きで、ハワイで物件を探している人向けに不動産会社を始めれば、同じ様にハワイとサーフィンが好きな人に最適な物件を紹介することが出来るというオリジナリティから、口コミで評判が広がって商売を繁盛させる事ができます。
1つの肩書きにこだわるのも悪くないが…
1つの仕事をひたすらに極める。
これはとてもすごい事で、私には到底敵わない1つの武器ですよね。
私はそういう方をとても尊敬しています。
ただ、その極めた仕事にさらに何か違うスキルを組み合わせたら誰もマネ出来ない唯一無二の存在になれるはず。
これからは肩書きを何個も持って、それらを組み合わせて仕事を「デザイン」する事が求められていく時代に突入してきています。
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ほぼしゅふブロガー的まとめ
この本を読んで、さあ!モバイルボヘミアンになるぞ!というのはちょっと待って、と本にも書いてあります。
まずは「あなたは何を中心に生きたいのか?」自らに問いかける事を薦めています。
自分が好きなもの、やりたい事は何なのか冷静に考えてみましょう。
正直、私もまだ自分の持つ複数の専門スキルと好きな事をどう組み合わせていけばオリジナルな仕事を生み出す事が出来るのか見当も付かなかったりします。
その為にブログを書いたりして新しいスキルを作ったり、自分のブランドってなんだろう?と日々考えています。
幸いにも私はじっくり腰を据えて準備出来る環境がありますので(むしろ子育てに忙しくていきなりモバイルボヘミアンにはなれないけど)焦らずに「どこに居ても良いと思える自分」を作り上げていこうと思います。
気になった方は是非読んでみてくださいね。
余談ですが、
やった!RT @hoboshu: モバイルボヘミアンを読んでる途中なんだけど、脳が沸騰する感覚になる。なんて本なんだ!
— 四角大輔|Daisuke YOSUMI (@4dsk) June 12, 2017