今回はまだ発売していないカメラの支援をしたので紹介させて下さい。
往年のカメラメーカー、YASHICA (ヤシカ)のブランド名で発表された『digiFilm Camera Y35』です。
現在はまだクラウドファンディングで資金を募っている状態ですが、開始1日経たずして目標金額の支援を達成!
これがまた面白そうなカメラで、つい支援してしまいました…。
- 昔っぽいレトロ風なカメラが好き
- フィルムっぽい写りが好き
- 昔のアナログっぽい
そんな方には必見です。
カメラについての簡単な説明と、「欲しいけどクラウドファンディングのやり方が分からない…」という方に向けて書いたので参考にしてみて下さいね。
追記:現在順次発送中との事です。
実はカメラを見るまで全く興味なかった
いつもカメラの新製品をくまなくチェックしているので、ヤシカブランドで新しいカメラが出るっていう情報は知っていました。
程度で全く興味が無かったんですよね、正直な話。
見たらめっちゃ面白そうなカメラだった…
そうしたら、たけさんぽさんのこの記事を読んだら想像以上に面白そうな要素が満載のカメラだったんですよね。
これは1人でも多くの人に知ってもらった方がいいカメラだぞ!
ってことでこの記事を書いている次第です。
ヤシカって?
細かい説明はWikipediaを読んで頂ければ。
ヤシカは昔カメラを作っていたメーカーで、今は商標権を譲渡しています。
ヤシカブランドのカメラはもちろんですが、カメラ好きなら皆知っている「コンタックス」のカメラを製造していた事で有名です。
コンタックスについてはこちらの記事でも紹介しているので是非興味があったら読んでみて下さい。
コンタックスT2を手に入れたんですが、このカメラかなり人気みたい。
digiFilm Camera Y35 について
見てください、このクラシカルな外観。
レトロな雰囲気がたまりません。欲しい。
digiFilm Camera Y35 はフィルムカメラの様な見た目のデジタルカメラになります。
このフィルムの様なカタチをした通称「digiFilm」を付け替えることで撮れる写真の色味などが変わるというもの。
実際に使ってみないと分かりませんが、フィルムの様な写りが期待できそうです。
今の所4つのdigiFilmを作る予定のようですが、交換するだけですから、発売後に新しいdigiFilmを開発してくれる事も期待できますね。
追記:digifilmは当初の4つ(ISO1600カラー、ISO400モノクロ、ISO200カラー、ISO120カラースクエア)でしたが、そこにYASHICA blueとin my fancyという2つのdigifilmが加わって6つになりました。
昔のフィルムカメラのようなギミックが逆に新しい
上で紹介したdigiFilmはフィルムカメラのようにカメラの裏蓋を開けた場所に収める仕様で、乾電池で動くようです。
写真を撮るにも、カメラ上部右側にあるレバーを、毎回引かないと撮れないというこだわり様です。
フィルムカメラの「ムダ」な部分にあえてフォーカスしていて、フィルムカメラに馴染みの無い世代には逆に新しく感じる面白いカメラになっています。
クラウドファンディングをしている今の内に支援すると、かなりお得にこのカメラが手に入りますよ。
digiFilm Camera Y35のスペック
- 1/3.2インチ CMOS センサー
- 1400万画素
- ファインダー付き
- 最小絞り値はF2.8⇒F2に変更になりました。
- 焦点距離35mm
- 最短撮影距離1m
- 5段階のシャッタースピード(1秒, 1/30秒, 1/60秒, 1/250秒, 1/500秒)
- 撮った写真はSDカードで保存
- microUSBに繋いで転送できる
- 三脚穴あり
- 単三電池2本が必要
- (幅) 110mm ×(高さ) 70mm ×(厚さ) 55mm
スペックだけ見ると一昔前のコンデジのようですが、このカメラはそういう所で選ぶカメラでは無いので良いんです。
センサーサイズや最短撮影距離から考えると、背景をボカしたりするのは無理そうですので、そういう用途で考えている方には向きませんので他のカメラをどうぞ。
また背面に液晶は付いていませんので、撮った写真はすぐに見られません。
すぐに見たいせっかちな方は、SDカードをFlash Airにするとすぐにスマホなどで確認できますよ。
容量は16GBで十分じゃないかな。
まだ操作方法などが分からない部分が多く心配ではありますが、そこは楽しみとしてとっておく事にします。
支援ってどうすればいいの?
※既にクラウドファンディングは終了しています。
このカメラはクラウドファンディングとしてカメラの開発資金を募集しています。
その資金を出資することでいち早く、しかもお得にカメラを手に入れる事ができるという訳です。
ちなみにこのプロジェクトはこの記事を書いている時点で既に目標額に達しているので問題なく製品が出来ることでしょう(たぶん)
ここからは実際に申し込む手順を説明していきます。
支援する金額を選ぶ
今回はスマホの画面で支援方法を説明します。
※スマホからだと詳細な紹介ページが見られません。支払いはスマホでもパソコンからでも可能です。
「KICKSTARTER」というクラウドファンディングのサイトにある、digiFilm Camera Y35のページをクリックします。
まずは申し込みたい内容の金額を確認してタップします(既に募集が終了している内容もあります)
出荷先地域とプレッジ額は自動で表示されます。
確認して「次へ」をタップしましょう。
Eメールを入力するだけで申し込むことも出来ますし、
Facebookのアカウントからログインすることも出来ます。
お好みでどうぞ。
申し込んだ内容に間違いが無いか確認したら、クレジットカード情報を入力します。
ちなみにVisa、 MasterCard、 American Expressのみで、JCBなどは利用できないので注意が必要です。
こちらは申込み完了の画面です。
しばらくするとメールアドレスにこちらの画像の内容が送られてくるので、これで終わりです。お疲れ様でした。
なぜか金額がUSドルではなく香港ドルなことに注意
紹介ページではUSドル表示で支援金額が書かれていますが、申込みの段階で香港ドルに変更されています。
ただ変更されているだけなら良いのですが、なぜか値段も1割ほど上がります。
さすがに想定していた金額より1000円近く高くなるとモヤっとします(ケチなので)
追記:完成品は期待はずれ?
デジカメinfoさんでdegifilmが既に届いた方の声が紹介されていますが、
「ボディはプラスチッキーで、シャッター音とシャッターのタッチは薄っぺらい。ボディにはとても酷い継ぎ目があり、レンズは非常に小さく光学系も芳しくないようだ。このカメラの品質(ボディの造り、写真、携帯性)にはとてもがっかりした。唯一制御できるのは露出だけで、フィルム巻き上げレバーは飾りだ。ファインダーは光学のみでファインダー内に情報は全く無く、背面のLEDが唯一のインジケーターだ」
と記載されています。
このコメントは5万も10万もする高級コンデジではないので期待しすぎでは…?と感じますがどうでしょうね…。
個人的には見た目と質感が悪くなければ使っていきたいとは思っているんですが、とにかく商品の到着を待ちたいと思います。
ほぼしゅふブロガー的まとめ
既に一番高い豪華仕様のデラックスパッケージや24時間以内限定の24h Kickoff Comboなどは募集を終了しています。
この記事を書いた時点でまだ募集期間が38日も残っていますのでそれまでにじっくり考えても良いですが、数量限定の募集もあるので早めの申込みがお得ですよ。
個人的には使ってみて気に入らなくても、製品化した時には値段も上がっているので、すぐに売却すれば損はしないかな、というゲスい考え方で申し込んでいたり。笑
とはいえ純粋にこのカメラが来る予定の来年の4月が楽しみです。
※2018年9月現在、順次発送されているみたいです。
また商品が届いたらレビューしますね。