X100Vはカッコいいのですが、そのルックスをさらにイケメンにしてしまうのがレンズフードです。
むしろレンズフードを装着して完成形と言っても過言ではありません。
純正フードを購入しておけば間違いないんですが、他の人と被りたくないな~っていうこだわり派な方もX100Vの購入を検討している方には多いと思います。
この記事ではX100シリーズを購入しようと思って3年悩んでいた私が蓄えたフードについての知識を忘備録代わりに残しておきます。
X100Vと書きましたがX100シリーズ全てに共通する話になりますので参考になれば幸いです。
▼フード以外はX-Pro3と共通してる所が多いのでそちらも合わせてどうぞ▼
フードを付ける前の予備知識
X100Vはそのままの状態では殆どのフードを装着できません。
というのもX100シリーズはネジのオスとメスが反対になっていているのでフードとレンズの継手となるアダプターリングが必要になります。
このアダプターリングを装着することでX100シリーズ専用のフード以外にもバヨネット式(よくあるクルクルって回してはめるやつ)のフードにも対応可能。
でもレンズフィルターはネジが反対でも取り付けられるんでしょ?
と思うかもしれませんが、レンズが前後に繰り出すのでレンズエラーと表示され撮影できません(X100Vでは未確認ですが)
アダプターリングの装着方法
- レンズに付いているフロントリングを外す
- アダプターリングを装着する
- 必要ならレンズフィルターを装着する
- フードを装着する
という流れになります。
▼参考動画▼
ちなみにX100Vではアダプターリング+レンズフィルターを装着することで防塵・防滴仕様になるのが最大の魅力。
メーカーでは純正のフィルターを推奨していますが、社外品のものでもしっかり装着できれば問題ないかと思います(保証はできませんが)
余談:何も付けない状態ではダメなの?
アダプターリングを付けるだけでもレンズ部分に厚さが生じますので元々のコンパクトさがなくなってしまいます。
そのまま裸の状態で使おうかなと思う方もいるでしょう。
最初から付属しているオシャレな金属製のレンズキャップが使えるのが裸の状態の良い所。
このレンズキャップをした状態の見た目はかなり良いです。
その代わり普段からレンズキャップを装着していないと埃の混入や傷が付いてしまうかも…という心配と隣り合わせになります。
心配性な方や面倒くさがりな方はアダプターリング+レンズフィルターを装着するのが無難でしょう。
もしくはレンズキャップの代わりにこちらのX-CAP2がおすすめ。
こちらはを装着して先端部を引いたり戻したりすることで真ん中の幕が開閉してスムーズに撮影に入ることができる画期的な商品です。
割と高価な商品ですが、レンズキャップの付け外しから解放されるのはとても快適ですよ。
他にもアメリカのAmazonではレバーを動かしてレンズを開閉するキャップや、
付属するレンズキャップの大きさに切られたレザーを張り付けて、紐でくくりつけて紛失しない様にする商品などもあります。
どの形のフードにするべきか
本題に入りましょう。
フードは大きく分けると
- 純正フード(通称ライカ風フード)
- 角型フード型
- 円筒型フード
- フジツボフード型
の4つのフードがあります。
個人的にX100シリーズに装着するものには質感にもこだわって欲しいので、以下金属製のフードのみ紹介しています。
参考
こちらで紹介しているフードは基本的にアダプターリングが同梱されている商品です
アダプターリングが別売の場合はその旨を別途書いてありますので安心して購入ください
※アダプターリングのねじ切り精度が純正同等とは限りませんのでレビューなどを参考にして下さいね
純正フード
フードにしては高いのがネックですが純正の装着感が良く他のフードを購入しても結局純正を手に入れている人が多いです。
寄り道をしたくない方はこちらにしておきましょう。
ちなみ個体差があるのかフードに書いてある「FUJIFILM」が真上にこないものが結構な頻度で見かけますが、もうこれは運ですね残念ながら…。
純正は高くて手が出ないという方にはほぼ同じ形がJJCから販売されています。
その代わり工作精度やOVFでのケラレ具合が純正に若干劣るようなのでそこだけ注意。
▼参考記事▼
ブラックならこちらのフードが安価ですが、こちらも工作精度がイマイチというレビューもあるので見た目重視の方に。
角形フード
※アダプターフードは別途販売しているので注意
XシリーズのXF35mm F1.4 Rなどに使われているスクエアフードと同じタイプのフード。
こちらはアルミ製になっているのでアルミ削り出しのX100Vと非常に相性が良い製品です。
予算が合わない方には半額のプラスチック製もあります。
英語はちょっと…という方には富士フイルム用のサードパーティ製商品の取り扱いで有名なオリエンタルホビーさんで購入出来ますよ。
同じ角型でもデザインが違い、厚さもなく嵩張らない、フードに名前など記載がなくシンプルなこちらも結構ありだと思う。
円筒型フード
こちらは富士フイルム純正ですがX70用のフードになります。
フィルター径が同じなのでX100シリーズにも使用可能なのが嬉しい。
もう本体が発売されていませんので格安で入手できるのもポイント。
ちなみにamazonだとブラックの方が1000円高いです。
こちらも同じ形の社外品がJJCから販売されています。
フジツボ型フード
富士フイルムではXF23mm F2 R WRに付属されているフードがこの形になります。
コンパクトなので機能性を重視する方で見た目が好みなら購入を検討しても良いでしょう。
こちらもJJCから販売されています。
ほぼしゅふ的まとめ
ここまでフードについてまとめましたが、実際のフードの装着感についてはCola Blogが1番詳しいのでそちらを見るのが良いですよ。
X100Vが発売されるまでにはどれにしようか決めようと思います。
それでは。