三脚といえば誰しも1度はカーボン素材を使ってみたいと思います。
私も普段はアルミ素材の三脚を使用していて不満がありませんが気になるもの。
今回はK&F Conceptさんからカーボン三脚をご提供いただいたので使ってみた感想をまとめました。
K&F Conceptについておさらい
K&F Conceptはカメラ用品を取り扱っているメーカーです。
- マウントアダプター
- レンズフィルター
- カメラバック
- 三脚
など低価格でコストパフォーマンスの高い商品を展開していて、特に私は普段からマウントアダプターを愛用しています。
三脚も沢山の種類を展開しているんですが、今回はカーボンのトラベル三脚「B210」になります。
特徴や外観について
この三脚の最大の特徴はカーボンであることでしょう。
やっぱりカーボンはカッコイイ。
この価格でカーボンを選べることは素直にすごいと思います。
重量1.1kgはトラベル三脚としては普通でしょうか。
大きさについてもトラベル三脚としては特別大きくも小さくもないといった感じで畳んだ状態で36cmほど。
全て脚を伸ばすと1番長くなる状態で実測156cmほどの長さになります(この写真から更にセンターポールが伸びます)
この高さならカメラを装着した状態で成人男性の身長くらいになりますので普段使いで困ることはまずないでしょう。
ローアングル撮影が可能
センターポールを外して下から装着することで写真のようにローアングル撮影が可能になります。
低い位置での撮影が簡単に出来るので撮影の幅が広がりますね。
雲台について
雲台は自由雲台というタイプ。
コンパクトにしたいトラベル三脚と相性が良いので採用されたのでしょう。
自由雲台は構図の微調整には向きませんが動く被写体には瞬時に動かせますのでお子さんの運動会などに使うには良いですね。
また、アルカスイス互換となっているので対応した機材があれば簡単に取り付けが可能です。
雲台のクオリティは結構高い印象です。
操作するネジがプラスチックなのは少し気になりますが、カメラを固定する部分やパン方向へ動かす際の動きなどよく使う場所はスムーズに動かすことが出来ます。
ちなみにそのままでも使えないことはありませんがボールヘッド部分にグリスが塗ってないので自分で塗った方が良いかも。
脚のロックはナット式
脚はレバー式ではなくナット式になっており、回すことで緩めて脚を伸ばします。
ナットの材質はプラスチックとなり、そこまで質感は高くありませんがこの価格だと妥当かも知れません。
個人的にはこの部分にもう少しコストを掛けて欲しかったですね。
実際の使い勝手について
基本的には使い勝手は悪くありませんが2つほど気になりました。
1番長く伸ばした時の脚の強度がちょっと弱い気がする
1番長い状態まで伸ばした時に1番下の脚の部分が弱い気がします。
上から力を入れて押すと写真のように少し歪みます。
軽いカメラを載せる分には問題ないかもしれませんが一眼レフに重い望遠レンズといった機材では少し心配かな。
気になる時は最後まで伸ばさないのも手かなと思います(20cm程短くなりますが…)
三脚ケースのサイズがギリギリすぎる
これは三脚の性能には直接関係ありませんが、付属の三脚ケースの大きさがギリギリで三脚をケースにしまうのが大変です。
脚の方を閉める方に置くと写真の様に最後まで閉まりません(反対側なら頑張れば何とか閉まります)
もう少し余裕のある設計にした方が良かったんじゃないかな?と思います。
ほぼしゅふ的まとめ
- そこまで重い機材を使わない方
- 低価格でカーボンがほしい!と言う方
であれば検討して良いかなと思います。
脚については少し堅牢性に不安が残りますが、普段は最後まで伸ばさなければ良いので(三脚の最大高は短くなりますが)
参考になれば幸いです。
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