- 軽量
- コンパクト
- 寄れる
- 写りも良し
と良いことずくめのレンズです。
そんな良いレンズなのはお店などで試して分かっているのですが、今の所あえて購入していません。
あえて買わない理由について書いきました。
購入の参考になったら幸いです。
EF-S24mmF2.8STMの特徴をおさらい
EF-S24mmF2.8STMはフルサイズ換算38.4mmの準広角レンズで重さ125gと軽量で、レンズの厚さも22.8 mmと薄く携帯性バツグンのレンズです。
最大撮影距離が16cmと短く、被写体に近づいてもピントを合わせる事ができるので
- 被写体に近づいてマクロ撮影
- 離れて広角レンズのような使い方
どちらにも使える画角なので、コレ1本でオールマイティに使う事ができます。
ちなみに私が良く使うEF50mmF1.8STMは背景ボケを生かした子どもなどの撮影には最適なレンズですが、EF-S24mmF2.8STMと違って画角が狭いので、どんな場面でも使える様なレンズではありません。
この2つのレンズの比較ついてはお坊さんパフォーマーの「へんも」さんが分かりやすくまとめていましたのでご覧になってみてください。
なぜ買わないのか
Lレンズの様に価格が高くての購入できないレンズではありません。
読んでいる方はじゃあ買えば?とも思うのはごもっとも。
ただここには色々理由があるんです。
1、キットレンズのズームで事足りている
単純にキットレンズEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMの24mmより単焦点レンズのEF-S24mmF2.8STMの方が比較すると画質が良いのは明白です。
ただ、EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMも案外被写体に寄って撮る事ができるので不自由を感じた事が無いんです。
2、開放絞り値2.8に魅力を感じない
EF-S24mmF2.8STMの開放絞り値は2.8です。レンズの焦点距離の24mmと相まって、結構被写体に寄らないとボケを楽しむ事が出来ません。
参考:レンズは焦点距離が長くて、絞り値を小さく、被写体に寄って撮る程ボケます。
ちなみにEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMの24mmでの開放絞り値は4です。
比較すれば確かに2.8の方がボケますが、そこまで変化ないと思ってます。
3、買うと単焦点コンパクトデジカメが欲しくなりそう
これが一番の理由です。
EOS Kiss X7にEF-S24mmF2.8STMを装着すると一眼レフ最強の携帯性を誇ります。
軽いは正義、間違いない。
ただ、常にEF-S24mmF2.8STMを装着している様になってしまったら、私はこう思うでしょう。
「もうこれ一眼レフじゃなくて単焦点コンデジで良くないか?」と。
コンデジとはコンパクトデジカメの略です。
一般的なコンデジは電動ズームがついていて、小さい割に広角から望遠まで使えるのがメリットですが、単焦点コンデジはその名のとおりズーム出来ません。
(強制的に写真をトリミングして少し望遠にしたり、コンバージョンレンズと言うのを装着してより広角で撮影する事も可能です)
そのかわり、単焦点コンデジは小さく軽いにもかかわらず、一眼レフのエントリー機種と同等のセンサーサイズを持っていてるカメラです。
よってEOS Kiss X7にEF-S24mmF2.8STMを装着した時と同じような画質のレベルの写真を撮る事が可能なんです。
コンデジなら子どもと遊んでる途中にササっとポケットから取り出して撮れるので楽ですし、何より一眼レフと比較してこれから撮るぞって言う威圧感が無いので自然な写真が撮れると思うんですよね。
ただ、EF-S24mmF2.8STMを購入するよりは高価ですので結局単焦点コンデジ欲しくなったら無駄になるなぁと、購入に二の足を踏んでいる訳です。
ちなみに単焦点コンデジの代表的なカメラにリコーのGR、富士フィルムのX70があります。
追記:X70を購入しました。とても使い勝手の良いカメラですよ。
ほぼしゅふ的まとめ
一眼レフ1本で行く!という覚悟のある方は絶対EF-S24mmF2.8STMを買うべきです。
ただ私の様に真剣に撮影する用のカメラと、子どもと遊びながら撮るカメラとを別に持とうかと考えている人は一度考えてみても良いと思いますよ。
レンズはいつでも買えますから。
次の記事はこちら
キヤノンのおすすめ単焦点レンズについて。
今回紹介したレンズを含めて5つ紹介していますので良かったらどうぞ~。