感度400のフィルムの中でもリーズナブルで愛用者も多かった富士フイルムの「SUPERIA X-TRA400」
惜しまれつつも販売終了になってしまいましたが、このスタンダードなフィルムについて振り返ってみようと思う。
これぞフィルムって写りで好きだったんですけどね。
CONTAX T2 で撮ったSUPERIA X-TRA400の作例とともに振り返る
シャーがキレイに出てたんだけど撮るころにはほぼなくなってたやつ。
上3枚は絞りF8でピントの合う位置を2mにして写ルンですみたいな設定にして撮った写真。
さすがに暗いと露出が厳しいけど、シャドウ(暗い部分)が緑っぽくなる感じに「らしさ」を感じさせます。
平成最後の雪だと思って撮ったけどこのあと何回か降ってびっくり。
最近撮った様にも見えるしすごい昔に撮った様にも見える。
フィルム全般的にそう感じるかもしれませんが、特にこのX-TRA400はそんな雰囲気を持っているかな。
「あっさり」か「こってり」かで言えばあっさり淡白系
載せた作例が秋から冬にかけて撮られたというのもありますが、X-TRA400はかなりあっさり系。
あっさり系なんだけど世の日本人がフィルムで撮った写真を見た時に感じる色味は正にこのフィルムの色味だと思う。
そう、写ルンですの色味。
詳しくないけど写ルンです(シンプルエースね)はこのフィルムが入ってたんじゃないかな?(違ってたらすみません)
クセがなくて使いやすいX-TRA400が好きだった人も多いと思うんですけどなんで廃盤にしちゃったんだろ…。
※海外だとまだ普通に売ってるっぽい?
どうも日本では販売終了していてプレミアが付いている「SUPERIA X-TRA400」ですが、海外のサイトを見ているとまだ普通に販売しているみたいなんですよね…。
私が見た感じだと海外大手サイトのB&Hでは1本約3ドルで売られています。(2019年6月現在)
プレミア価格で買うようなフィルムでもありませんので、まとめてフィルムを購入する予定の方は輸入してみても良いかもしれませんね。
▼参考記事▼
ほぼしゅふ的まとめ
リーズナブルなフィルムがどんどん少なくなっていきますが、まだ使おうと思える時代に生きているだけ幸せかも知れません。
このX-TRA400もまだ手に入らない訳ではないので使ってみるなら今の内かも。