常に子供3人見ながら一眼カメラを持ち歩くのに限界を感じている今日この頃です。
大きい機材を持ってでもキレイな写真が撮りたい時もあれば、子供と遊んでいる合間にサッと少しだけ撮りたい時もある訳で。
今回はコンパクトで身軽になれて持つことで楽しくなりそうな「DJI Osmo Pocket」「Go Pro HERO7」「RX0Ⅱ」の3つの機種で自分に合ったカメラはどれか悩んだ話。
同じ様に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
私が新しいカメラを使ってみたい場面
現状サッと写真や動画を撮りたい時にはiPhoneXSを使用しています。
引き続きiPhoneXSで写真は撮りたいと考えていますが問題は動画の撮影。
- 縦揺れする場面でのブレが強い
- パン(左右の動き)チルト(上下の動き)が滑らかにできない
- 撮影するには持ちづらい
という部分で悩んでいます。
iPhoneXSを活用するという部分ではスマートフォンにジンバル(これがあると揺れや傾きを減らしてくれる)を取り付ければ解決できます。
ジンバルで有名な商品ではDJI Osmo Mobileでしょうか。
これなら問題は解決してくれますが、私の場合は子ども3人を見ながらの撮影することになるので
- DJI Osmo Mobilのバランス調整をするのが面倒
- 使わない時、デカくて邪魔なのでは?
- ジンバル使ってたら目立つのでは?
と思うと使わない未来が見える訳です。
「簡単」「小さい」「楽しい」が今回のキーワード
上の現状を踏まえて、iPhoneより小さい機種で家族が簡単に使えて楽しめる、そんなカメラが欲しい。
そこで浮上してきた候補が
- DJI Osmo Pocket
- Go Pro HERO7
- RX0Ⅱ
の3つ。
それぞれの機種についてまとめてみました。
それぞれのターゲットユーザーについてざっくり考える
OsmoPocket
家族連れの方や新しい物への感度が高い方などみんなでワイワイ使いたい方がメインターゲットかなと。
防水機能はないのでアウトドアでガシガシと使うタイプの人には向かなそう。
GoProHERO7
アクティブにスポーツやアクティビティを楽しんでいる方がメインターゲットでは。
防水でタフな機種なのでどこでも使えますし、景色と一緒に自分を写したい方に良さそう。
RX0Ⅱ
他の機種よりも画質にこだわる方向け。
防水なのでGo Proとユーザーが被りそうですが、特にガジェットが大好きな方はこっち選びそう。ソニーだしね。
それぞれのスペックから考える
私にとって重要なものだけまとめてみました。
Osmo Pocket | Go Pro HERO7 | RX0Ⅱ | |
大きさ(幅×高さ×奥行) | 28.6×121.9×36.9mm | 62.3×44.9×33mm | 59×40.5×35mm |
重さ | 116g | 116g | 132g |
センサーサイズ | 1/2.3型 | 非公表(たぶん1/2.3型) | 1インチ |
画素数 | 1200万画素 | 1200万画素 | 2100万画素(総画素) 1530万画素(有効画素) |
焦点距離 | 約26mm | 約15mm魚眼 | 約24mm |
モニターサイズ | 1インチ固定式 | 2インチ固定式 | 1.5インチ可動式 (上180°下90°) |
動画のバッテリーの持ち | 140分(1080p/30fps) | 90分(1080p/60fps) | 120分 |
防塵・防滴 | なし | 防水10m | 防水10m |
手振れ補正 | 3軸ジンバル | 電子手振れ補正 | 電子手振れ補正 |
OsmoPocketの個人的に良い所とイマイチな所
やはり小さいボディにジンバルが搭載されているのがOsmo Pocket最大の特徴にしてメリットでしょう。
買ってすぐに電源を入れれば手振れのしないヌルヌルな動画が撮れるのがOsmo Pocket。
他の機種でもオプションパーツを購入したり、編集ソフトを使用すればOsmo Pocketに近い動画は撮れるでしょうが、やっぱり手軽なのは正義。
その代わりコンパクトな為に液晶画面までも小さいので、Osmo Pocket単体で撮影しただけでは
- ピントがしっかり合っているか確認するのが難しい
- 液晶の操作がしにくい
ので本格的な撮影をしたい時にはスマホなど外部の機械で確認するのが必須。
また他の機種では防水機能が付いていますがOsmo Pocketにはありませんので使える用途は限られます。
メーカーでもある程度激しい場所で使うことは想定しているかも知れませんが、水中撮影などは一発で壊れるのでそういう用途で使いたいならGo ProやRX0Ⅱの出番でしょう。
GoProHERO7の個人的に良い所とイマイチな所
Go Proの一番のメリットは他の機種よりも長い間販売されているシリーズなのでシステムが完成されている所でしょうか。
純正、純正以外のサードパーティからありとあらゆるオプションパーツが登場しているので、こんな動画撮ってみたい!と思ったことはほぼ全部出来るのがGo Pro。
特にタイムワープ機能が優秀で、旅行に出かけた際の記録を撮りたい時などに最適な機能なんじゃないかなこれ。
タイムワープとは?
タイムラプス(時間の経過を早送りでみられる動画)は固定された構図ですが、タイムワープは動いている様子を早送りしたように見られる機能。
1枚1枚間隔を空けて撮影する様に設定して撮った沢山の写真をつなげて動画にしてます。
▼説明するより動画みた方が早い▼
デメリットとしては写りが魚眼であること、ズームも出来るけど4K動画が撮影できないなど制約があることでしょうか。
高画質な映像を撮りたい時には魚眼特有の周辺が歪む写りが前提となるので好みが分かれる所。
RX0Ⅱの個人的に良い所とイマイチな所
他の機種よりも高画質であること、これに付きます。
なぜ高画質かというと他の2機種よりも大きいイメージセンサー(高級コンデジで使われている大きさ)を積んでいるから。
とにかく小さいので目立たずにスナップ撮影したいなんてニーズにも合うでしょうし、写真を撮ることを前提で考えるとこの機種が最も優れています。
デメリットはGoProよりも画角が狭くて広い景色を映したい時に不利で、(詳しくは後述しますが)より画角を広角にしたくてもコストが掛かること。
また大きいセンサーを使用しているので値段も割高になってしまう所ですが、他の機種にもう少しだけお金出せば高画質が手に入るなら…と思わせる価格帯なのはさすがソニーかなと。
初代RX0からの進化について
- 最短撮影距離が50cmだったのが20cmに
- 電子式手振れ補正が搭載された
- 液晶が可動式で自撮りが出来る
主にこの3つが初代RX0からの大きな変更点です。
RX0で使いづらいと言われていた部分をかなり改善してきたなという印象です。
必要なオプションパーツから考える
カメラのみを購入しても撮影はできますが、より便利にしてくれるのがオプションパーツ。
それぞれの機種で私が欲しいものを挙げていきます。
OsmoPocket
コントローラーホイール
Osmo Pocket単体だとチルト(上下の動き)は出来てもパン(横の動き)についてはスマホと連携するか、コントローラーホイールを装着しないと出来ません。
またチルトについても画面を触って繊細なカメラワークをしようとするのは難しそう…。
出来るだけ手軽に撮影をしたいと思っている人でもコントローラーホイールは購入して損はないでしょう。
アクセサリーマウント
Osmo Pocketには三脚のネジ穴がありませんので、このアクセサリーマウントを使用することでGo Pro用のアクセサリーなどを使用することが出来るというわけ。
ただ、この商品に関してはサードパーティ製からも既に様々な商品が出ているので自分の用途に最適なアクセサリーを選んだ方が良さそう。
例えばOsmo Pocketの下部に装着できて三脚と固定しつつ、充電も可能なこの商品なんて良いかも。
広角フィルター
Go Proより画角が狭いOsmo Pocketがより広角になるワイドコンバージョンレンズ。
簡単に装着できて、Osmo Pocketの弱点を克服するアクセサリーです。
広角フィルターレンズを装着してもGo Proよりも画角が狭いですが個人的には十分かと。
他にもデザインから動きまで近未来感が漂う充電ケースも欲しい所ですが、通常のケースと同様にコントローラーホイールやアクセサリーマウントとは同時に収納できないので私の用途では使わないかな~?といった感じ。
GoProHERO7
単体では持ちずらいのでシャッター付きの地撮り棒は欲しいところ。
こんな感じで三脚としても使えればなお良し。
Go Pro用のジンバルも発売されていますが、それを買うなら今はOsmo Pocketの方が経済的で良いのでは…?という感じ。
RX0Ⅱ
シューティンググリップ
小さい画面で操作がしずらいRX0。
シューティンググリップを使うことで静止画と動画の切り替えやグリップや三脚代わりにもなるのであると色々重宝するはず。
ワイコンレンズ
RX0を広角にできるレンズなんですが、問題は価格と重さ。
3万円出して400g近く+で重くなるのはツライ。
基本的には水中での使用を想定しているので防水ハウジングも必須です。
私の使い方だとOsmo PocketかRX0Ⅱが良さそう
家族で楽しめそうなOsmo Pocket、高画質で子供に持たせても簡単には壊れなさそうなRX0Ⅱが私には合いそう。
Go Proは私の使い方だと使いこなせないかな?と思ったのと、動画や写真の画質に満足できなさそうなので今回は除外。
ほぼしゅふ的まとめ
頭の中で悩んでいても自分にはどのカメラが最適か分からないので、実際に試してみようと思います。
まずはこのカメラから。