ブログについて

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好きなカメラ(主に富士フイルム)や写真、ときどき子育てについての情報を発信しています。

富士フイルム

富士フイルム中望遠の単焦点レンズが欲しいのでまとめてみた。

ほぼしゅ~
富士フイルムは魅力的な中望遠レンズが多くて困る!

人によっては中望遠の画角を使いづらいと感じている方もいるかもしれませんが、切り取る様な写真を撮りたい時などに写真の意図が伝わりやすいので好きです。

普段使っている標準レンズも使いやすいのですが、

  • 標準レンズ(フルサイズ換算35~50mm)で写真を撮ると少し顔が歪む(特に被写体に寄った時)
  • 家の中で部屋が散乱していてもF値が同じなら標準レンズよりボケるので部屋の汚さを隠せる
  • 個人的に子供1人を撮りたい時にはちょうど良い画角と距離感

からやっぱり1本は中望遠レンズ欲しい訳です(出来ればマクロレンズも入れて2本…)

という訳で今回は富士フイルムXシリーズに装着できる中望遠の単焦点レンズ(フルサイズ換算75~135mm)でオートフォーカスが可能なレンズをまとめてみました。

XF50mm F2 R WR 

 XF50mm F2 R WR
レンズ構成 7群9枚
最小F値 F2
最短撮影距離 39cm
最大撮影倍率 0.15倍
最大径×長さ 60mm x 59.4mm
重さ 200g
フィルター径 46mm
防塵・防滴あり
手振れ補正なし

コンパクト、それでいてシャープで優秀な写り

今回紹介するレンズの中で一番安価なレンズですが、侮ることなかれ。

このレンズ、かなり良いです!

XF35mmF2を持っていたのであまり興味が無かったんですが、実際に試してみたらXF35mm F2同様かなりシャープでコントラストも素晴らしい。

それでいてコンパクトという恐ろしくコスパが高いレンズ。

下で紹介するXF56mm F1.2 R と比較するとF値は大きいので、同じ場所で撮影するとボケ量は少ないです。

その代わりXF56mm F1.2 Rよりも被写体に寄って撮影できるので汎用性は高いのではないでしょうか。

防塵・防滴仕様

フルサイズ換算75~90mmの単焦点レンズの中では唯一、防塵・防滴仕様のレンズです。

ズームレンズならこの焦点距離をカバーできる防塵・防滴仕様のレンズが用意されていますが、どれもXF50mm F2よりも大きく重く、そして価格も高くなります。

そういう意味では防塵・防滴の中望遠レンズを気軽に持ち歩きたいならこのレンズしかないでしょう。

こんな人におすすめ!

  • コンパクトで軽く、シャープな写りのレンズが欲しい人
  • 防塵・防滴の中望遠レンズを気軽に持ち歩きたい人
  • 使い勝手の良いレンズを出来るだけ安価で手に入れたい人

XF56mm F1.2 R & XF56mm F1.2 R APD

 XF56mm F1.2 R (APD)
レンズ構成 8群11枚
最小F値 F1.2
最短撮影距離 70cm
最大撮影倍率 0.09倍
最大径×長さ 73.2mm×69.7mm
重さ 405g
フィルター径 62mm
防塵・防滴なし
手振れ補正なし

圧倒的なボケ感

富士フイルムの単焦点レンズの中では理論上一番ボケるレンズです(2018年現在)

そのボケ感から被写体が浮き上がる様な写真が撮れるのと、フルサイズ換算85mmという画角も相まってポートレートに最適なレンズです。

アポダイゼーションフィルターがレンズの中に入っているXF56mm F1.2 R APDはフィルターが入っていないXF56mm F1.2 Rと比較して

  • 背景が離れている時によりとろける様なボケが味わえる
  • フィルターを1枚介する分、F値より実質暗くなる
  • 価格.com最安値で約5万円以上高く富士フイルムの単焦点レンズの中で1番高い(2018年現在)

です。

撮り比べた写真などを見ると是非XF56mm F1.2 R APDを!と言いたい所ですが、XF56mm F1.2 Rでも十分すぎる程良いレンズなのでボケの好みやお財布事情で選ぶと良いのではないでしょうか。

もう少し被写体に近づきたくなる…

最短撮影距離が70cmとあまり被写体に寄って撮影する事が出来ないので、他のレンズと比較すると撮れる写真のバリエーションが限られます。

ほぼしゅ~
出来るだけ被写体に寄れるレンズの方がストレスなく使えますからね

花の撮影などでどうしてもより被写体に近づいて撮影したい時はエクステンションチューブ(MCEX-16もしくは11)を使えばもう少し寄る事が出来ます。

 

こんな方におすすめ

  • ポートレートを撮影する人
  • とにかく大きいボケを楽しみたい人

XF60mm F2.4 R MACRO

 XF60mm F2.4 R MACRO
レンズ構成 8群10枚
最小F値 F2.4
最短撮影距離 26.7cm
最大撮影倍率 0.5倍
最大径×長さ 64.1mm×63.6mm
重さ215g
フィルター径 39mm
防塵・防滴なし
手振れ補正なし

味わい深い描写と解像感

富士フイルムXシリーズが登場した時から存在するレンズ。

柔らかいボケや解像感、最大撮影倍率0.5倍と被写体を大きく撮影出来るのがこのレンズの特徴です。

AFはちょっと遅いかな

正直、X-T2で試写した限りではお世辞にもオートフォーカスが速いとは言えないです(特にマクロ撮影時)

あとはインナーフォーカス方式では無く、レンズの前玉が繰り出すタイプなので好みあるかも。

ただ、動き物の撮影でなければ最高のパフォーマンスを発揮してくれるはずですよ。

こんな方におすすめ

  • 花やブツ撮りなど動かない被写体を撮る人
  • 高い解像感のレンズが欲しい人

XF80mm F2.8 R LM OIS WR MACRO

 XF80mm F2.8 R LM OIS WR MACRO
レンズ構成 12群16枚
最小F値 F2.8
最短撮影距離 25cm
最大撮影倍率 1倍
最大径×長さ 80mm x 130mm
重さ 750g
フィルター径 62mm
防塵・防滴あり
手振れ補正あり

防塵・防滴、手振れ補正、速いAF、マクロ…全部盛りのレンズ

2018年現在、一番最新のレンズということもあり描写、機能、性能全てにおいて申し分のないレンズに仕上がっています。

XFレンズの中では始めての最大撮影倍率1倍の等倍マクロとなり、待っていた方も多いでしょう。

ちょっと値段が高めなのと大きくて重いのがネック

このレンズをX-T2に装着して持った時の最初の感想は「デカっ!」でした。笑

ほぼしゅ~
写りはもちろん良かったけどちょっと大きくないかい…?

すべてに妥協しなかった分、大きく重くなったと推測しますが、X-T2でもフロントヘビーになるのは否めません。

お値段もXFレンズの中でも高い部類に入るので、尻込みしてしまう人も多いかも。

等倍マクロや手振れ補正にこだわらなければ次に紹介するXF90mm F2 R LM WRの方がコスパ良いかな、と思ってしまうのが正直な所です(貧乏なので…)

こんな方におすすめ

  • とにかく被写体に寄れる望遠レンズがほしい人
  • ポートレートや花の撮影をする人

XF90mm F2 R LM WR

  XF90mm F2 R LM WR
レンズ構成 8群11枚
最小F値 F2
最短撮影距離 60cm
最大撮影倍率 0.2倍
最大径×長さ 75.0mm x 105mm
重さ 540g
フィルター径 62mm
防塵・防滴 あり
手振れ補正 なし

解像番長!それでいて高速なAFと防塵防滴仕様

フジノンレンズの中でも特にハッとする様な解像感のある写りをするのはXF60mmマクロとこのレンズではないでしょうか。

富士フイルムの中でも高速なオートフォーカスでストレスなく撮影でき、防塵・防滴仕様なので使う場所を選ばないのもポイント高いです。

ほぼしゅ~
しかもボケもキレイときたもんだ

あえて言えば今回紹介したレンズの中では、一番焦点距離が長い望遠レンズなので使いどころが難しいですが、XF56mm F1.2 Rよりも最短撮影距離が短く、被写体に寄れるのでポートレートでも活躍してくれるはずです。

こんな方におすすめ

  • 解像感のある描写のレンズが欲しい人
  • 望遠レンズで切り取るように写真を撮りたい人
  • 天候関係なくポートレート撮影で使えるレンズが欲しい人

ZEISS Touit 2.8/50M

 Touit 2.8/50M
レンズ構成 11群14枚
最小F値 F2.8
最短撮影距離 15cm
最大撮影倍率 1倍
最大径×長さ 65 x 91mm
重さ 290g
フィルター径 52mm
手振れ補正 なし
防塵・防滴 なし

フジノンレンズではありませんがちゃんとオートフォーカスするツァイスのレンズ。

ツァイスのレンズをオートフォーカスで使えるのは現代ではSONYと富士フイルムだけと思うと感慨深いですね。(あまり速くはないけど…)

このレンズはいわゆる「マクロプラナー」と言われるレンズです。

マクロレンズらしい解像感のある写りとツァイスブランドで富士フイルムユーザーが1度は使ってみたいと思っていながらも、地味に高くて購入を躊躇うレンズかも知れません。

最低撮影倍率1倍の等倍マクロレンズ

XF80mmマクロが登場するまでは唯一の等倍マクロレンズでした。

フルサイズ換算75mmなので使い勝手も良いかと。

こんな方におすすめ

  • 中望遠等倍マクロが欲しい人
  • ツァイスのレンズを使いたい人

ほぼしゅふ的まとめ

富士フイルムの中望遠レンズをまとめてみました。

どのレンズもすごく良いので悩みますが、最終的には使うシチュエーションと作例などを見て好みのレンズを選べば後悔はしないはず。

ほぼしゅ~
気に入らなくてもレンズはすぐ売れば金銭的なダメージも少ないですからね!

それでは良いカメラライフを♪

次回予告 >>> 書いている途中で買うレンズ決めたのでレビューしたいな…

レビュー書きました!

結局XF56mm F1.2 Rを購入しました。

使い方にクセはありますがとても良いレンズなので一度は使ってみて欲しいレンズですよ!



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