以前コンタックスT2について書きましたが、やっと現像しました。
コンタックスT2を手に入れたんですが、このカメラかなり人気みたい。
このカメラ撮り方を解説しながら、作例も少しだけ載せておきます。
コンタックスT2の使い方の手順
デジカメしか使ったことがない方はフィルムの入れ方から分からないですよね。
私がそうなんですけど。
フィルムの入れ方
良かったら説明書読んでねって感じですけど。
まず、裏ブタを開けてフィルムを入れます。
今回は富士フイルムのベルビア100というポジフィルムを使用しました。
発色の良いベルビアとツァイスのレンズを付けたこのカメラのコンビだと、どんな写真になるか興味があったので。
まずフィルムを少し引っ張って入れていきます。
フィルム挿れるの初体験ですが、カメラが手伝ってくれるのでそんなに難しくはありません。
上の写真のオレンジの部分に合わせてフィルムを入れましょう。
この時フィルムはまっすぐに、浮き上がらないようにセット。
裏ブタを閉めるとカメラが勝手に巻き取ってくれます。
写真の撮り方
パックマンみたいな絵柄が電源OFFの状態です。
AFにするとレンズが出てきます。
マニュアルフォーカスもこのダイヤルをまわして操作します。斬新過ぎる。
ピントを合わせたい被写体をファインダーの真ん中に置き、画面の下の部分が緑色に光って居る時がピントが合っている状態で、赤色はピントがあってない状態である事を教えてくれます。
ピントを合わせた後は構図を整えてシャッターを切りましょう。
ちなみに、ダイアルの左のスイッチはセルフタイマー(10秒)のボタンです。
絞りの説明
レンズ部分を回す事で絞りを調整します。
↓マークはストロボモードです。
ファインダーの中の左部分にシャッタースピードが出るのでその数字を参考に調整します。
明るい場所での撮影などで、数字の500が点滅しているときは露出オーバーの状態です。
絞り値を大きくするか、F2.8にセットしましょう。(絞りをF2.8にしている時だけ1/500秒が使える)
露出の変え方
露出はこちらで変更します。
時計回しなら露出がプラスで、逆なら露出がマイナスになります。
作例とか
デジタルと違って撮った写真の露出が分からないので、露出はほぼそのまま。
絞りも全てF2.8で撮りました。
あえてデータそのままで露出などもいじっていません。
フイルムだと、1枚1枚がもったいなく感じてしまって。
大事に撮っていた結果、36枚取り終えるまでに1ヶ月近くかかってしまいました…。
このカメラの焦点距離は38mmなので、スナップ撮影にはちょうど良いです。
上の写真は銀座と六本木で撮った写真かな。
絞り開放で撮ったおかげか周辺減光があって、それがフィルムと相性が良いかも。
ここには載せていませんが、今回はISOが100のフィルムで撮ったので、室内での写真はフラッシュ使わないと暗くなってしまって厳しいです。
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ほぼしゅふブロガー的まとめ
今やフィルムも現像代を含めると結構高く、おいそれと買えませんし(貧乏性…)デジタルならその辺は気にせず撮影できますので気軽ですよね。
デジタル写真に見慣れているのもあって、フィルムの渋い仕上がりが新鮮に感じます。
同じ場面をデジタルで撮ったりもしましたが、デジタルは良くも悪くも「キレイ」に撮れます。
最近は写ルンですを筆頭にフィルムがブームですが、なるほど、分かる気がします。
コンタックスT2ならツァイスのレンズを気軽にポケットに入れて持ち歩けますし、またフィルム買って撮りにいこうと思います。
次の記事はこちら
ポジフィルムをプロジェクターの様なもので投影できないか探してみた話。
これ、IKEAの商品なんですよ。