昔はカメラバッグと言えばデザインよりも機能重視でオッサン臭いものが殆どでしたが、最近はカメラ女子な方も増えてかわいくてカジュアルな商品が増えてきました。
カメラバッグはカメラやレンズと同じように「沼」が存在する奥が深い商品です。
人によって撮影スタイルも違いますし、どんな時に持ち歩くのかでカメラバッグに必要な機能も変わってくるのが「沼」と呼ばれる大きな理由でしょうか。
今回、K&F CONCEPTさんから提供いただいた商品は
- 普段持ち歩くカメラやレンズは少なめ
- 普通のリュックとしても使いたい
- 見た目にもこだわりたい
そんな方に使ってみて欲しいカメラバッグになっています。
実際に使って感じた良い所とイマイチな所について正直にレビューしていきます。
おしゃれなデザイン
このカメラバッグの良い所は主張しすぎない色とデザインではないでしょうか。
もう少しカジュアルな色味（青色とかね）のリュックが多い中、町並みに溶け込むような色は性別、年齢を問わずオススメできます。
また、ちょっと汚れても目立たない色なのもポイント。
表面の素材は撥水仕様
表面に撥水加工が施してあるので、少しの雨なら大丈夫。
リュックの底も撥水加工になっているので、多少濡れたり汚れても平気そうです。
ただ、よくカメラバッグに付いているカメラバッグを覆うレインカバーなどは装備してありませんので注意が必要です。
ちなみに写真で見る限りは肌触りの良い素材が使われている様に見えますが、実際は撥水加工がしてあるからか、サラサラした肌触りになります。
カメラを使う人を考えた機能性
カメラバッグを背負いながら撮影する時の事を想定して作られているな～と感じました。
サイドポケットの収納が便利
両サイドのポケットに小さい収納が付属しているので細かいものを入れておくのに便利です。
特に専用にバッテリー置き場があるのがイイ！
私の持っている富士フイルムのバッテリー（W126S）だとサイズ的にはギリギリですが２つ入ります。
あ、カメラバッグと一緒にメンテナンス用品もサービスで入っていました。
レンズペンは何本あっても重宝するので地味に嬉しいですね。
背中のメッシュ構造がうれしい
これを書いているのは冬ですが、夏にリュックを背負うと汗がすごいんですよね～。
メッシュ素材で少しでも風通しが良くなるのでこれは大事。
２気室構造で使い勝手が抜群
こちらのカメラバッグは２気質構造になっていて、下にカメラなどの機材、上に荷物を入れる事が可能です。
また、仕切りを取り外すことも出来ますので、カメラを持ち歩かない時は仕切りとインナーボックスを外して１つの収納にする事も可能で、かなりフレキシブルに使えます。
これなら泊まりの旅行の荷物もイケるかも（１人分なら）
パッと見てカメラバッグに見えない商品ならではの使い方ですね。
ＰＣやタブレットも収納可能
背中の辺りにノートＰＣが収納することが可能です。
またリュックの前面にもタブレットを入れる事も出来ます。
写真はkindle Fireの旧型ですが、ギリギリ入ります。
7インチくらいまでならいけそうです。
カメラの部分の収納は？
背負った状態で左のサイドポケットを開けるとカメラの収納に簡単にアクセスする事ができます。
肝心のカメラ機材の収納です。
収納部分の内寸は（おおよそ）幅26.5cm × 奥行き９cm × 高さ15cmといった感じ。
私の場合、X-T2に単焦点レンズ（もしくは標準ズームレンズ）と望遠ズーム１本くらいは収納可能です。
仕切りも５枚入っているので、収納スペースの使い方は自由自在ですね。
ココがちょっといまいち
三脚の置き場所が微妙
さすがに横置きするには幅が狭い…
リュックの前面に挟んで三脚を持ち歩くことも可能ですが、ミニ三脚など小さい三脚以外は厳しそうです。
個人的にはこのカメラバッグを使う時は三脚は使わないと思います。
上の気質にも細かい収納が欲しい
両サイドのポケットの収納は素晴らしいんですが、メインの部分には収納が無いんです。
私の場合、子ども用の使い捨てスプーンやストローを常時持ち歩いていたいので小さい収納は欲しい所。
ほぼしゅふ的まとめ
こんな方におすすめ！
- カメラを持ち歩かない時にも使えるおしゃれなカメラバッグが欲しい方
- カメラ機材はそんなに持ち歩かないガチ勢以外の方
- 三脚は使わない方
- カップルや夫婦で兼用したい方
写真を撮るためにガチな機材をたくさん持ち運ぶ人が買うような商品ではありませんが、おしゃれなリュックにカメラが使いやすい機能と収納があればな…
という人にオススメのカメラバッグです。
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同じくK＆F CONCEPTのマウントアダプターについて。
オールドレンズを使ってみたいと思っている方には必見ですよ！