「ビデオカメラ おすすめ」などで検索して、一体どの機種が良いのかさっぱり分からなくてこのページまで辿りついた方、こんにちは。
私も子どもの運動会用に色々ネットでビデオカメラについて検索しましたが、ネットには役に立たない記事が多すぎて困りました…。
そんなあなたの為に私がビデオカメラを購入する前に知りたかった事について出来るだけ分かりやすくまとめました。
これを読めばあなたがどんなビデオカメラを購入すれば良いのかが分かります。
記事の最後に私のオススメ機種を3つ選びましたので参考になると幸いです。
※私が今回購入を考えるビデオカメラとは、ある程度ズームができて、初心者が使う事を想定したものです
私がビデオカメラを購入する理由と求めるもの
前提として、我が家で重要視するのは
- 安さ
- 軽さ
- 小ささ
- 手振れ補正
になります。
現在一眼カメラを所有しているので、このカメラでも動画は問題なく、むしろ圧倒的にキレイに撮れます。
キレイなんですがカメラは重くなりますし、やはりもっと軽い機種で気軽に動画は撮りたいもの。
そこそこキレイに撮れて持ち運びがラク、そんなビデオカメラが欲しい方は多いはず。
現在ビデオカメラはソニーとパナソニックのほぼ2強
現在量販店で購入できるビデオカメラはソニーとパナソニックとJVCの3メーカーです。
私世代(30代くらい)の方にとってはビデオカメラと言ったらソニーのハンディカムをイメージする方も多いかも知れませんね。
ここ数年のビデオカメラのシェアはパナソニックが1位、僅差でソニー、少し離れてJVCという感じです。
※以前はキヤノンもビデオカメラを作っていましたが、現在は量販店での販売は無く得意な業務用のみ製造しています。
以下でそれぞれのメーカーの特徴について簡潔にまとめましたが読むの面倒な方は「ビデオカメラのメーカーまとめ」をクリックして下まで飛んで下さいね。笑
パナソニックのビデオカメラの特徴
ライバルのソニーやJVCの光学ズーム倍率が20~40倍の所、パナソニックのビデオカメラは50倍と望遠に強いのが特徴です(4Kは20倍)
運動会で出来るだけ望遠で撮りたい!という方にピッタリ。
また手振れ補正も優秀で使いやすいです。
総合的なコストパフォーマンスの良さが現在のシェアトップに理由と言えるでしょう。
ソニーのビデオカメラの特徴
やはりビデオカメラと言ったらソニーです。
ビデオカメラに限らず、最近のソニー製品は高級路線で高価格の機種が多いです。
ソニーの「空間光学手振れ補正」は強力で、オートフォーカスも早く使いやすいカメラです。
確かな性能とブランドで選ぶならソニーですね。
JVCのビデオカメラの特徴
ソニーやパナソニックは光学機器に定評がありますが、JVCはどちらかと言うと音響機器に強いメーカーです。
そんなJVCが作るビデオカメラは独自路線。
4Kが撮れる機種がまだ少なく、光学性能が物を言う手振れ補正は弱いですが、他のメーカーよりもバッテリー持ちが良い、タフ(防水、耐衝撃、耐低温)な製品が特徴です。
使う場所を選ばない、アクションカメラのような商品が欲しい方はJVCです。
ビデオカメラのメーカーまとめ
私も色々調べましたがパナソニックとソニーはファミリー向けのビデオカメラとしての性能が高く、この2つのいずれかから選べばほぼ不満は無さそう。
一方、JVCはパナソニックとソニーには無い、タフさ(バッテリーの持ち、防水性能)のある、少しターゲットの違う製品を作っています。
どれが良い、という訳ではなく、自分の求めるもの、優先する項目で決めると良いでしょう。
余談:いくら安いのが良くても、国産メーカーから選ぶのが無難な理由
Amazonなどで1万円程度というとても安いビデオカメラが販売されているのを見受けられますが、私はオススメしません。
理由は大きく分けて2つで
- 手振れ補正が無い(もしくはあっても弱い)
- 光学ズームではなくデジタルズーム
今ではスマホでも手振れ補正が付く時代に手振れ補正の付かないビデオカメラを購入するのは考え物です。
またレンズの焦点距離を変える光学ズームと違い、レンズで捉えた画像を切り取って望遠を作り出すデジタルズームは望遠にすれば望遠にするほど画質が劣化します。
それを購入するくらいならスマホに望遠レンズを取り付けて撮影した方がキレイな動画撮れるんじゃないかな、コレを取り付けても光学ズームは出来ないけどスマホにもデジタルズームはあるので。
↓こういうやつですね
手振れ補正はどこのメーカーが良いの?
※この記事ではそれぞれの手振れ補正の特徴については必要無いので省きます。気になる方は別途調べてみて下さい
ここまで読んで「空間光学手振れ補正」とか「5軸手振れ補正」とか「電子手振れ補正」って言うけど、
結局どこのメーカーの手振れ補正が良いの?と思う方も多いかも知れません、私がそうだったので。
そんな方にはこちらの記事。
それぞれのビデオカメラの手振れ補正について分かりやすく比較しています。
一言で言うと
ソニー≧パナソニック>>>JVC
という感じで手振れ補正が強く効きます。
広角の画角ならソニー有利、運動会などの望遠の画角ならソニーとパナソニックがほぼ同等、JVCの電子手振れ補正ではちょっと厳しいかな、という印象です。
手振れ補正だけで考えるならソニーかパナソニックでしょう。
4Kは必要?4Kにすることで得られるメリット・デメリット
そもそも4Kって必要なんでしょうか?
いま一度考えてみましょう。
4Kのメリット
一番のメリットは解像度が上がるので現状で一番良い画質で動画を残せる、ということでしょう。
4Kを見てからハイビジョンを4Kテレビやディスプレイで見れば荒さは目立つでしょう。
また、4Kが撮影できる機種では各社自慢のブランドレンズ(ソニーはツァイス、パナはライカ)が使用できるのも魅力です。
そして基本的に上級機の扱いになるので多機能で高性能になるので出来るだけ良い動画を残したい方は4Kですね、間違いありません。
デメリット
現状、殆どの方は4K動画の編集をストレスなく出来るパソコンを持ってない方も多いはず。
データサイズもフルHDよりも格段に増えるので保存も大変です。
そして高性能な機種故に大きく重く価格も高くなってしまい、気軽に撮影するにはちょっと厳しいかも知れませんね(特に力の無い方)
4Kに対する個人的な考えとまとめ
これは私の意見ですが、将来的にはテレビは8Kの時代を迎えます。
その時には4Kでも解像度が低いなんて言われてしまうはず。
子どもの結婚式の為にキレイな映像を残してあげたい!という方も多いと思いますが、実際に結婚式で子どもの頃にビデオカメラで撮った映像を使った私達夫婦としては、
何よりも「記録として映像に残しておく」こと、これが1番です。
重くて持ち歩かなくてビデオカメラを使わないなんて本末転倒ですから。
それでも画質にこだわりがある方は、より大きなセンサーを積んでいる一眼カメラに手振れ防止のジンバルを購入して最高の動画を撮った方が良いのでは?と私は思いますし、そっちの方が絶対楽しい(お金は掛かるけど)
ポイント
画質はレンズとセンサーサイズ(映像素子のこと)でほぼ決まります。
家庭用ビデオカメラのセンサーサイズは各社ほぼ一緒で、一眼カメラよりかなり小さいです。
そんな訳でこの記事では、まず初めてビデオカメラを購入する様な方には軽くて小さくて安いフルHDをオススメしておきます。
画質にどうしても満足出来なければ4Kビデオカメラを購入するなり、一眼での動画撮影に挑戦すれば良いでしょう。
安くて軽くて小さい、おすすめのビデオカメラ3選【2018年版】
という訳で色々調べた中で私のオススメのビデオカメラを各メーカーから1つずつ選びました。
選んだ基準は
- 安さ
- 軽さ
- コンパクトさ
この3つのバランスを重視しました。
1、パナソニック HC-V360MS
光学50倍ズーム(超解像ズームで90倍)と運動会などで遠くの子どもを撮るには抜群。
5軸ハイブリッド手振れ補正と画面の傾きも補正してくれるので使い勝手も良いです。
そしてとにかく軽くて(256g)価格も安い(2万円前後)。※2018年9月現在
画質がスマホ並みという口コミを見ますけど、そういう方は上位機種を買うほうが幸せになれるでしょうし、割り切りが必要です。
2、ソニー
ソニーならこちら。
強力な空間光学手振れ補正が付いていて使いやすいモデル。
上記のパナソニックよりは少し大きく重く(305g)なりますがそこまで気になりません。
そして値段は高くなりますが、性能のバランスの良さとソニーというブランドで選ぶならコレです。
3、JVC Everio R GZ-R470
JVCはそこまで機種別に差が無いので値段で選ぶならコレ。
防水、防塵、耐衝撃、耐低温を実現しながらもリーズナブル。
重さも約302gと軽いです。
バッテリーの持ちも実撮影時間で2時間20分と、他のメーカーの2倍程で良いのもポイント。
もしWi-Fiなどでアプリと連携したい方は、ほぼ同じ性能のEverio R GZ-RX670を選択しましょう。
ほぼしゅふ的まとめ
今回はビデオカメラの選び方についてまとめました。
ちなみに私は今回「パナソニック V360MS」を購入しました。
出来るだけ早い時期に簡単なレビューだけでもしますね。
それでは良いビデオカメラライフを。